大正ロマン漂う湯の町・銀山温泉、仙峡の宿 銀山荘は銀山温泉の中心地から離れていることから、クラッシクな温泉地の雰囲気を楽しむ散策をするには少し歩かなければなりません。仙峡の宿 銀山荘は車の乗り入れが禁止されている銀山温泉の中心地ではないことから、宿の前まで自家用車で行くことができます。大理石で造られた大きなお内湯は、大きな窓から四季折々の景色を眺めながら温泉を楽しむことが出来ます。お湯は無色透明で、ちょっと硫黄臭があり、白いひものような湯ノ花が舞い、硫黄泉ながらさっぱりした温泉です。露天風呂へ続くドアは、内湯の湯船の中にあります。開放的な広い湯船に浸かっていると、心まで明るく晴れやかな気持ちになります。露天風呂からさらに一段進むと、木造りの寝湯があります。絶妙な角度の寝湯に体を委ねて湯に浸かると、目の前に広がるのは静かで美しい自然の景観です。そっと目をつぶり一息つけば、木々の呼吸や川のせせらぎの音が心地よく、今日の疲れから解き放ってくれるようです。
山形県と宮城県の県境に位置する尾花沢市。その市内に灌漑用水の水瓶として人工的に作られた徳良湖があります。花笠おどり発祥の地として知られる徳良湖。長年尾花沢の憩いの場として親しまれてきました。その湖の畔にこの温泉施設が建っています。徳良湖温泉「花笠の湯」は、平成16年に誕生しました。天然温泉は「単純温泉」で、あっさりとして、とても温まる温泉です。内湯は天井が高く、開放感がある造り。露天風呂は、外気が気持ち良く長湯できる感じです。花笠の湯の湯では、月に一度寸劇を披露しているグループがあります。その名も「元気会」演出しているのは高橋さんと言う人で高橋さんは、地元の人達の交流の場にしたいと考え活動を始めました。
静けさのある集落を抜け、さらに静かな場所には尾花沢市の第3セクター「(株)尾花沢市ふるさと振興公社」が運営する花笠高原荘隣に「花笠大浴場 御所乃湯」があります。ここの湯は、日本広といってもここにしかないんではないかと思うのですが,特別な薬湯があります。それは,男性にしかない機能が,その薬湯に入ると数分で痛みを感じ,長く入っていられなくなってしまうのです。但し,若い人は数分掛らないかも知れませんが,年配になると「心地よい刺激」としか感じられなくなってしまいます。使われている薬実は、川弓、蒼朮、当帰、黄柏、陳皮、茴香、山梔子、甘草の「8種類の草根木皮を配合した和漢生薬」が含まれ、長年の研究によって完成されたそうです。新陳代謝を旺盛にして生命力を高めます。大きな窓の外には鶴子地域の風景を見下ろす絶景となっています。
山形県の尾花沢市にある花笠温泉ふくの湯は尾花沢と宮城県を結ぶ国道3347号線沿いにある日帰り温泉で、2016年3月にオープンした施設なのですべてが新しいです。隣にある双美モータースの社長が複数の助成金を受け、総工費約2億5千万円をかけて完成したそうです。男女別大浴場の浴槽は、それぞれ複数ですが、露天風呂はありません。イン浴槽は2つが連なっていいます。手前の大きい浴槽が熱め奥がぬるめになっています。使用源泉は同じ「ふく乃湯源泉」です。理想的な源泉温度ですが貯湯のため湯温が低くなっているので、加温して使用しています。この浴槽の手前に水風呂とサウナがあります。色は明るく淡い緑白色笹濁りで、加温循環はしていますが、オーバーフローもそれなりにあり、循環併用かけ流しとなっています。淡い薬臭がしますが、嫌な消毒臭は全くありません。僅かな薬っぽい味がします。しっかりとしたスベスベ感と、ヌメリが感じられました。
あったまりランド深堀は尾花沢市の隣町、大石田町に有る公営温泉施設です。国道13号線から最上川沿いに入った所にあります。施設の隣には宿泊も出来る「虹の館」や食堂などもあります。大石田町はかつて舟運で栄えました。この界隈で収穫されたお米や紅花などの産物を帆掛け船で最上川をくだり酒田の港から出港する北前船に積み込み、関西や関東に積み出されていました。
月山志津温泉は、月山連峰の麓に湧く情緒溢れる温泉です。11軒の旅館がブナ林に囲まれた大自然の中で豊富な湯量に浸かりながらツルツルになった肌の感触を確かめ、月山連峰の素晴らしい大パノラマが展望出来る温泉は、野趣好みの人達にはたまらない魅力です。つたやの館内は古い家具やパッチワークなどがセンス良く配置され、高級感のある和と洋の心地よい共演にうっとりさせられます。月山の雄大な事前に囲まれての温泉三昧幸せな心地にさせられます。
月山の麓、国道112号線沿いにある1999年8月にオープンした日帰り温泉施設です。村山と庄内を結ぶ国道112号線沿で、地元産の西山杉をふんだんに使用した木造平屋建ての館内には「月山」、「薬師」の2つの大浴場があり、男女が週替わりで入れ替わります。隣接する道の駅にしかわには、売店、レストラン、産直、観光案内所があります。水沢温泉館では、檜の香りが漂う温泉風呂と月山自然水を使用した銘水風呂がたのしめます。泉質はナトリウム塩化物泉となっていてさっぱりと透明なお湯が特徴です。
山形県の西川町は寒河江市の西側、月山の手前に位置する静かな町です。海味温泉は西川町のほぼ中心地、町役場の近くにある西川町老人福祉センター内にある温泉です。国道から一歩入ったところにあるので見過ごしてしまいがちですが、要所要所に案内板があるので比較的わかりやすいです。駐車場は建物の表と裏にありました。浴室には7~8人が浸かれる湯船があります。お年寄り向けの施設らしく、スロープがあったりします。この温泉は、とろみがあり、ゆで卵のような硫黄臭、黒い湯ノ華が漂う温泉です。昔から「うなぎ湯」と呼ばれていました。ヌルスベの湯は塩味も強く、浴温まる温泉です。入浴後の肌のスベスベ感も良く、入浴後の温まり感もいつまでも持続します。
朝日連峰の山麓にある日帰り温泉施設です。登山の疲れを癒す温まりの湯が特徴です。西山杉をふんだんに使った室内空間で、木の温もりと清々しい香りが心地よく迎えてくれます。月山朝日の山塊に抱かれた大井沢は、清流寒河江川に沿ってたたずむ静かな温泉郷です。浴室には6人サイズの木造りの浴槽です。温泉成分のためか浴槽の床は滑り易くなっています。湯口からは透明のお湯が注がれていて、特別な匂いは感知しませんが、浴槽の木の香りがします。味は、塩辛く、湯温は適温です。肌に擦るとヌルっとした感じがしました。湯使いは、循環と掛け流しの併用で、消毒ありとなっているが、塩素臭は感じられないです。循環ですが温泉成分が濃く、お湯のよさを十分感じ取ることができました。
サクランボで有名な寒河江市にある寒河江花咲か温泉ゆ~チェリーは、山形自動車道寒河江SAのETC専用インターを利用すると、その出口の真ん前にある日帰り温泉施設です。大規模なそして豪華な民間経営のこの施設は、早朝6時より営業していて多くの利用客で賑 わっています。ここの施設の面白い所は、入浴券を受付で購入し、温泉への入口を通過するのに、電車に乗るときのようなゲートを通過する事です。蔵王や月山等の山々や眼下に最上川が眺められる露天風呂から、四季折々の景観が楽しめます。大浴場には源泉の異なる湯船が二つあります。寒河江花咲か温泉は、所謂硫黄泉で、新寒河江温泉は単純温泉です。
滔々と流れる、「新寒河江温泉」を源泉とした源泉100%の湯。「寒河江市市民浴場」は、そんな贅沢な湯でありながら、普段使いの公衆浴場として34年に長きにわたって市民に愛されています。敷地内にある源泉はかなりの高温のため、お湯を冷却する機械をつかって温度を調整しています。水などで薄めていないので、湯上りの肌のすべすべ感は感動モノです。琥珀色でほんの少しの塩分を含んだ湯は、美肌効果だけでなく保温効果も抜群です。浴室は細長く、10人以上入れる内湯の浴槽が一つのみのシンプルなものです。ほんのりと硫黄臭の漂うお湯は、肌にヌルすべ感があり、身体が良くあたたまり、出た後もほかほかとあたたかいです。浴槽端のさくらんぼをかたどった巨大なオブジェの下の湯口から、お湯がジャバジャバと出ていて豪快です。
べに花温泉ひなの湯の隣に平成22年12月20日にオープンした宿泊施設です。泉質の良さで入浴効果も高く、特に神経痛やリューマチなどに効くといわれています。交通の便も良いため町内及び町外の人々からも幅広く利用されて、年間約40万人の入湯者で憩いの場として人気があります。浴室は、露天風呂はありませんが、ガラス張りになっていて外のお庭が見えるようになっています。メインの浴槽は広く、その他、寝湯や高温風呂、サウナなどがコンパクトにまとまっている印象です。天然温泉は黄緑色に色付いた「塩化物温泉」で、体の芯からポカポカと温まるいいお湯で、湯冷めし難いです。「高温浴槽」が源泉掛け流しとなっていて、温泉の良さが一番分かります。
最上川に架かる河北橋から右岸の土手の上を数百メートル進んだ、ちょうど土手の真下にある一軒の温泉入浴施設です。目の前を最上川が流れ、周囲には田んぼや果樹園が広がり、西を向くと月山が、東を向けば蔵王連峰がそれぞれ綺麗な姿で聳えている、実に長閑で美しい風景が広がっている場所です。浴室は、10人程サイズの内湯が1つあります。掛け流されたお湯でタイルが変色しているのが分かります。大量の温泉水が容赦なく、湯船の縁からオーバーフローしている光景は、満足感を感じます。洗い場の蛇口からは源泉が出てきます。何でもカランから出ているのは別の源泉2号泉を使っているそうです。析出物がいい感じに張り付いている湯口の上には、コップが置かれてあり、飲用許可の取った源泉をガブガブ飲む事ができます。浸かっていると、全身が細かな泡で包まれます。黄色味の帯びた無色透明のお湯は、硫黄臭が香り、味は甘塩の出汁のような中に硫黄と金気が混じった感じです。泡の付いた肌をさすってみるとヌルスベ感が心地いいです。実に心地よい温泉で気に入りました。
山形県の中央に位置する中山町のひまわり温泉ゆ・ら・らは、泉質も良く、環境・設備とも充実した公共の宿で、町民はもとより県内外から入浴者宿泊者が連日訪れる超人気の温泉です。ゆ・ら・らの周辺には、スポーツ施設やレクリエーション施設が整備されており、名勝・史跡も楽しめる一大リゾートとなっています。大浴場の岩風呂「せせらぎ」とタイル風呂「もがみ」では、それぞれ異なる泉質のお湯を楽しむことができます。お湯は濃度の濃い2号源泉と、濁りの無い透明な茶色のお湯が特徴的には3号源泉です。あまり匂いは感じませんが、濁りが強く茶褐色の湯の華が見受けられます。た露天風呂は、桧で出来た丸い浴槽が段違いで2ヶ所並んでいます。露天風呂は、サウナ後の休憩場所として人気の様です。
源泉が自慢の山辺温泉、町民の保養と健康づくり施設として昭和58年にオープンしました。平成17年度から新浴場棟がオープンし、サウナや露天風呂が設けられました。効用の異なる2つの源泉「あったまり」が身体を芯まであたため、心をリラックスさせてくれます。浴室は内湯と露天風呂があります。内湯は6~10人ほど入れる浴槽が3つあり、2つの源泉が使われています。一番左はやまのべ源泉の熱湯、その右がぬる湯、一番右は近江源泉の浴槽になっています。メインは、やまのべ源泉の方で、お湯は明るい茶色、というかオレンジっぽい色で、舐めると軽い塩味があり、潮の香りの温泉です。特徴的なのは大量に浮遊する細かい湯花で、にごり湯のように見えます。近江源泉の方はうす黄緑の透明な湯で、色意外に特徴がなく、やや地味な印象です。そちらはジェットバスもついてるので、お年寄りには人気です。やまのべ源泉はかけ流しですが、近江源泉は循環のようでした。それ以外に内湯には滝湯とサウナもありました。露天も8人ほど入れる浴槽があり、やまのべ源泉が使用されています。気持ち程度のちょっとした庭もありましたが、やや開放感が乏しい印象です。
山形県の中央に位置する月山の麓、寒河江市から朝日山地の山の中に入ると、小高い山の中腹に宿泊棟を備えた公営の温泉施設があります。正式名称は大江町柳川温泉健康増進交流センター、大江町の西側、山あいの柳川地区にある秘湯です。オープンは平成7年で、施設は広々としていますが、ここに向かう道中はセンターラインも無い細い道になっています。玄関脇に飲泉所があります。このお湯は飲用に適しお湯を汲んで持ち帰る人も多くいます。
舟唄温泉は、東北地方の代表的な民謡「最上川舟唄」発祥の地に湧出した事から名付けられたテルメ柏陵健康温泉館の隣にある温泉施設です。源泉はテルメと同じ舟唄温泉を使用しており最上川を眼下に眺める眺望風呂(岩風呂)が人気です。温泉は、食塩・カルシウム・鉄・マンガン・マグネシウム・硫黄など多くの成分を含み、溶存成分量が1リットル当たり20gで、海水の約3分の2と多くの全国的に見てもめずらしい高濃度温泉です。 舟唄温泉は強食塩泉に分類され、このような体液よりも濃度が高い温泉は、実際の湯温より低く感じるため、暖まり過ぎになる傾向があるので長湯は禁物です。木造りの湯(内湯)は、落ち着く木造浴室の内湯です。眺望風呂は、眼下に最上川と月山と葉山が一望できる岩風呂が、大好評です。
道の駅おおえ(国道287号線沿い)の隣接する町内最大規模の温泉施設です。大江町健康温泉館、勤労者総合福祉センターの2つの施設の総称です。オープンは平成7年、全国的にも珍しい高濃度な泉質として知られています。エメラルドクリーン、乳白色、透明など日によって温泉の色が変わるのが特色で、町内はもちろんのこと、県内外の多くのファンに愛されています。内風呂に入ると、小さめの熱湯と大きめのぬる湯があり、ぬる湯は、20人くらい入れそうな広さで、湯口から注がれるお湯の温度が一定ではなく、熱かったりぬるかったりします。まさに、加水加温循環なしの源泉掛け流しって感じです。色は、透明がかった黄緑色でまさにバスクリンみたいな色で、入浴剤でも投入してるんじゃないかと疑いをかけたくなるほどです。硫黄臭とアブラ臭が同時に香り、塩辛く苦い味がしました。弱アルカリ性泉らしいちょっとトロトロした肌触りです。あつ湯は、4人が入れるくらいの小ささでかなり熱めです。不思議なことにぬる湯と違って、薄っすらとエメラルドグリーンがかった透明で、同じ浴場内にも関わらず色の変化が見られました。
朝日町の中心街から、山を少し上ったところにある日帰り温泉施設「りんご温泉」があります。りんご温泉は、山形県西村山郡朝日町にある温泉で、同町が100%出資する有限会社地球耕望が運営する日帰り入浴施設です。こちらの施設は露天風呂と内湯が少し離れた場所にあり、服に着替えて移動します。こちらにも洗い場があるので、露天風呂のみの利用でも可能です。見晴らしの良い高台にあるので、景色が最高!!遠くの山々と田園風景が素敵です。町の特産品である「りんご」から名前をとった温泉には、地元の農家の人が仕事の疲れを癒しにやってきます。
最上川の支流、朝日川沿いの田園地帯に、さりげなくある素朴な温泉施設が「いもがわ温泉」です。「五百川」と書いて「いもがわ」と読みます。ここは「高齢者生産活動センター」という名称になっているので、老人の方を対象とした福祉センターのようですが、利用に制限があるわけでもなく、一般の方も入浴が可能な施設となっています。朝日連峰の玄関口に位置している静かな山里の温泉です。温泉は「あせも」によく効くと評判です。休憩所や給湯室などの奥に小さな浴室があります。温泉浴場は何の飾ったところもない質素の浴場です。大きな窓からは明るい野面を見渡しながらの入浴ができます。温泉は無色透明無味無臭で、特段の温泉的浴感はないものの、明るく素朴な浴場風景と周辺の景観に妙に落ち着きます。しばし湯に身をゆだねて、じっと目をつぶります。なかなかどうしてこんな温泉も悪くないような気がします。
山形県の母なる川「最上川」、それは、日本三大急流にも数えられている川です。その昔、紅花舟運の三難所の一つがここ碁点と言われていました。ここに健康つくりが出来る保養施設が昭和57年5月にオープンして以来、地域住民の憩いの場として人気を集めています。浴場には10種類の浴槽があり、それぞれ異なる効果があり、自分の目的に併せて入浴出来ます。又、水着で入る洋風露天風呂は開放満点のリゾートスタイルの温泉プールです。自然の中で心も体もリフレッシュ出来ます。
東沢バラ公園で知られる山形県村山市にある温泉地に、一軒宿の「湯舟沢」温泉旅館が建っています。開湯は文政2年と言われており、宿の創業者の夢枕に金比羅様が立ち、源泉の場所を示したという伝説が残っています。なお、美肌効果の高い湯は「美人の湯」と呼ばれ、特に女性に人気があります。約200年前、江戸時代の開湯以来、先祖代々で「薬師の湯」と呼ばれる名湯を守り続ける一軒宿です。樹齢100年を超える松や杉に囲まれて、築130年余年の重厚な構えの茅葺き屋根の建物が建っています。温泉は、4人くらい用のタイル製浴槽が1つあるだけのシンプルな浴室です。無色澄明で鉱泉のため一部循環,加熱されていますが、鮮度は良好で、結構なつるつる感が味わえます。常時注がれている普通の湯口の他に、源泉水と熱湯温泉の蛇口があるので、温度を調節しながら実質上のかけ流し風呂を楽しむことができます。
山形県を代表する名産と言えば、それは「さくらんぼ」その中でも「佐藤錦」はほど良い酸味と甘味が美味しいフルーツの宝石であります。東根温泉のある東根市は、サクランボ等の果樹園が沢山あります。そして「佐藤錦」が生まれた場所でもあります。東根温泉の開湯は、明治43年で荒れた農地を救うため灌漑用の井戸を掘っていたところ、突然湧き出たと言われています。当初は近くの人達の湯治場だったそうですが、近年ホテル・旅館などの施設ができ観光客などで賑わっています。
東根温泉は山形県の東部、東根市役所の北3kmの郊外に位置する温泉です。月山や朝日岳などを遠望できる眺めの良い地形にあります。「こまつの湯」は石亭小松旅館の別館と言う形で2004年10月に日帰り温泉施設として造られた明るく綺麗な施設です。玄関の左横に木箱の湯槽があり、中を覗いて見ましたら、温泉玉子を作っているところでした。温泉は琥珀色の透き通ったものです。
天童最上川温泉「ゆぴあ」のお湯は毎分230ℓで湧出している天然原水で、温度の違う、2つの源泉が楽しめます。大浴場をはじめ山形県内屈指の広さを誇る露天風呂は豊富な湯量と趣のある露天風呂です。天気の良い日は雄大な月山と葉山が見えます。この広さは100人も入れそうです。天童最上川温泉 ゆぴあは、県内最大級の広大な露天風呂が目玉の日帰り温泉施設です。温泉街として賑わいをみせる天童温泉街からやや離れた最上川沿いに建つ日帰り入浴施設です。
天童温泉は、随所に名産品「将棋の駒」が目印の個性的な温泉町です。全国的に知られる「人間将棋」の会場となる舞鶴山の北東側に温泉街が広がります。将棋駒生産日本一の町だけに、駒をあしらった橋の欄干や詰め将棋の歩道など凝ったモニュメントがお出迎えしてくれます。天童の名前の由来は、南北朝時代の領主「北畠天童丸」からきています。明治44年の開湯から100年になります。あづま荘は天童温泉では中規模の施設です。温泉は無色で源泉掛け流しです。
ラ・フォーレ天童のぞみは、湯量豊富な天然温泉「恵の湯」を利用した各種の入浴設備と運動施設を、総合的に整備した厚生労働大臣認定の温泉利用型・健康増進施設です。広大な土地に建つスッキリとした現代的なデザインの建物は、周囲の田園風景と相当かけ離れた極めて異質な存在感を放っています。オープンしたのは2005年で、運営しているのは医療法人社団の斗南会、敷地は約10000㎡と広大で、鉄筋コンクリートの建物も堂々としたものです。浴室は、天井が高く湯気篭もりが全く無いため、な息苦しさや視界不良とも無縁です。浴室内にはいくつかの浴槽がありますが、黒い石板貼りの浴槽は15~6人は入浴できそうな容量を擁し、湯口からは絶え間なくお湯が注がれています。露天風呂は、内湯よりも数段高いところにあり、目隠しの塀こそ立てられているものの、塀までに確保された広いスペースには笹原や植栽が施されているため雰囲気良いです。お湯は無色透明、匂い無し、循環ろ過してないのか疑うほど浴感はサラサラしていています。
1911年創業の老舗ホテルです。天童温泉の開湯と同じ年に創業しており、同温泉の中でも名門として知られます。元々将棋の駒の生産地として有名な天童市に所在する関係から、本ホテルでも過去に多くの将棋のタイトル戦が開かれており、特に将棋の対局専用の部屋として「竜王の間」が設けられています。1994年に作られた[5]この部屋は、部屋の名前自体が竜王戦にちなんで名付けられているほか、対局のテレビ中継を考慮して「中央の畳が通常の1.5枚分の大きさ」「将棋の盤面を撮影するカメラを天井に直接取り付けられる」「壁の中にカメラケーブルを通せるようになっている」などのカスタマイズが加えられています。大浴場は、女性用の「紅の湯」、男性の「藍の湯」男女あわせ約1000㎡の広さがあり、ゆったりと寛げます。露天風呂は小さいながらも、かけ流しに近い泉質を保ってます。温泉は弱アルカリ性の女性に嬉しい、肌の弾力回復にも良い「美肌の湯」として知られます。飲泉所もありまして飲用すれ温泉成分がよく効いて体の調子を整えます。温度は熱くない程度に高めの印象で、入浴後は肌がしっとりとなめらかで、保温効果が抜群で夜の睡眠時間まで湯冷めしませんでした。
山形を代表する名湯・天童温泉は、明治19年、灌漑用水確保のため鎌田原を掘った際、温泉が湧出したといわれ、開湯以来約120年の歴史を誇ります。グランドホテル舞鶴荘は、そんな天童温泉の名門ホテルです。静かなる優しい空間に心和み、たおやかに刻が流れます。温泉は、窓が大きく広々とした浴室です。窓の外には天童市らしく将棋駒のモニュメントが飾られていました。壁際に並んだ洗い場の数は十分にあります。温度調整は問題ありませんが、節水ヘッドのためか水圧は弱めです。浴槽は大規模旅館だけあって広々としています。無色透明で匂いも無いあっさりとしたお湯です。アルカリ性ですがスベスベ感も控えめで、万人に好まれるお湯です。ピラミッド型の湯口から注がれたお湯は浴槽の縁からあふれ出していました。幅が広いとはいえ投入量に比べるとオーバーフロー量は少なく見えます。湯口のお湯も新湯以外に循環分も入っているのかもしれません。露天風呂は、脱衣所の奥側に入り口がありますが、内湯の中を通っても向かえます。露天風呂側にも洗い場が設置してありました。こちらの露天風呂はワイルドな石造りです。浴槽は内湯に比べれば小さいものの、4~5人は十分に利用できます。屋根付きで雨や雪でも利用しやすいですが、目隠しの囲いがあるため解放感は薄めです。
山形市内の田園地帯の真ん中にある「百目鬼温泉」は100%源泉掛け流しの個性的な温泉です。蔵王連峰を前面に一望でき、開放感あふれる露天風呂や、男女入れ替え制の内湯があります。質は強塩泉で刺激が強いため、3分以上は湯船に浸からないようにと推奨されています。そのためか回転がよく入れ替わり立ち替わり入浴客でにぎわっています。百目鬼温泉は、田んぼの真ん中で農業用の井戸を掘ったところ偶然出てしまった温泉です。今まで温室栽培に使っていたのが2006年12月に地元民の共同出資で建設されました。
国道13号沿いに、山形市松山交差点から約2キロメートル南進すると青田交差点があり、そこを左折してすぐ右に、出羽三山の湯殿神社の命を授かった「天然温泉八百坊」があります。昭和63年に八百坊の「八」は無限に広がる幸福を、「百」は多くの人々とそれを分かち合うこと、「坊」は豊かな安息を願って命名しました。外観は緑に囲まれて、とても風情があるつくりです。温泉は源泉掛け流しで、湯船からザブザブお湯があふれており、お湯はヌルっとしていて熱めで透明です。浴室内のシャワーや水風呂も全て温泉水を使用しています。