ba3ji3の植物園

 



バーバスカム・チャイキシーは、南ヨーロッパから中央ヨーロッパが原産のゴマノハグサ科モウズイカ属の大型宿根草です。長い花茎に小さな花を穂状にたくさん咲かせ、ガーデニングの背景やボーダー花壇に好まれます。お手入れが簡単で、さまざまな環境に適応し、肥沃でない土壌でも成長できると考えられています。バーバスカムは、日本各地に野生化しているビロードモウズイカの仲間で、地中海沿岸地方から中央アジアに300種ほどがあり、大型のものから小型のもの、多年草や二年草などさまざまです。このうち、中型で大輪のバーバスカム・フォエニセウムをはじめ、数種のものが主に栽培され、園芸品種も育成されています。ボリューム感のある雄大な花穂が魅力で、1つの長い穂の中にさらに小さな花穂のあるものが多いので、穂全体に散らばるように次々と咲き続けます。1花の寿命は短く、すぐに散りますが、花数が多いので長い期間観賞できます。また、シルバー・ムレインなど、銀白色の葉が美しいものも多く、厚みのあるフェルトのような質感で、特に春に新しい茎が立ち上がる前のロゼット状態の様子は、大きなバラの花のようで、花壇の中でも目立つ存在となります。



ビカクシダ・ネザーランドは、鹿の角やコウモリの羽に似た葉を持つウラボシ科のシダ植物(ビカクシダ)の品種です。数あるビカクシダの中でも特に耐寒性と耐暑性があり、価格も手頃で枯れにくいため、初心者向けの入門種として広く人気を集めています。ネザーランドは、耐寒性や耐陰性に優れた強健なビカクシダです。さらに、胞子葉の横幅が広く、上向きに立ち上がりやすい特徴を持っています。ビカクシダは株元に張り付くように広がる「貯水葉」、鹿の角のように前に伸びる「胞子葉」から成り立っています。貯水葉は水分や養分を蓄える性質、胞子葉はシダ植物としての胞子を作る性質です。鹿の角のように伸びる葉の姿がビカクシダの名前の由来ですが、広がる葉がコウモリの羽にも似ているから「コウモリラン」とも呼ばれています。ビカクシダ・ネザーランドはビカクシダの中でも育てやすい品種なので、観葉植物を初めて育てる方にもおすすめの植物です。花言葉は「信頼」「助け合う」「魔法」です。裸子植物であるビカクシダ・ネザーランドには花は咲きませんが、特徴的な生育環境や姿から花言葉が付けられています。



アロエ・不夜城(フヤジョウ)は、南アフリカ原産のユリ科(ツルボラン科)アロエ属の多肉植物です。観賞用として人気があり、肉厚の緑色の葉がロゼット状(バラの葉のように放射状)に重なって育ちます。葉のフチにはトゲ(鋸歯)がありますが、比較的育てやすいため初心者にも向いています。不夜城は、南アフリカ原産の多肉植物で、非常に育てやすく、初心者でも手軽に育てることができます。特徴的な鋸歯のある肉厚の葉を持ち、その葉はロゼット状に広がります。葉の色は緑色で、時折赤みを帯びることもあります。耐暑性に優れており、夏の暑さにも強いです。比較的コンパクトなサイズで、室内でも育てやすく、インテリアとしても人気があります。花は橙色で、初夏から夏にかけて咲くことが多いです。乾燥にも強く、水やりの頻度は少なくて済むため、忙しい方や植物の世話が苦手な方にも適しています。また、日陰でも育つため、場所を選ばずに楽しむことができます。



カルーナは、ヨーロッパやシベリアなどに分布するツツジ科の常緑低木です。エリカの仲間で「ヒース」とも呼ばれ、秋から冬のガーデニングや寄せ植えの定番として人気があります。カルーナはエリカに近縁の植物で、エリカと同様ヒースとも呼ばれる1属1種の常緑低木です。クッション状にこんもりと密生して茂り、葉は鱗片状で、その間から花を咲かせ、枝全体が1つの花穂のように見えます。エリカは花弁(花冠)が大きく目立ちますが、カルーナは花弁が小さく、その代わり萼が大きく色づいて花弁のように見えるのが特徴で、この点がエリカ属との大きな違いとなっています。コニファーのような形状なので、寄せ植えの材料としても使いやすく、寒冷地ではグラウンドカバーとしても利用できます。1000以上の園芸品種があるといわれ、花色や開花期の違い、木姿などのバラエティだけでなく、葉色も豊富で、特に冬期は赤や黄色に美しく色づくものが多くあります。



カノコユリは、四国や九州などの限られた地域に自生するユリ科の球根植物です。花弁に赤い斑点があり、それが鹿の背中や絞り染めの模様に似ていることが名前の由来です。美しさから「ユリの王様」とも呼ばれ、多くの園芸品種の親になっています。カノコユリとは、日本の四国や九州、台湾、中国の一部に分布するユリ科の球根植物です。海岸近くの崖のような斜面を好み自生します。日本では、自生地が限られており、絶滅危惧種に指定されている品種です。カノコユリは、草丈50~150cm、光沢のあるグリーン葉と鮮やかなピンク色の花が印象的な美しいユリです。カノコユリの花色は淡いピンクから濃いピンク色で、まれに白花もあります。下を向くように咲く花の花びらは反り返り、花びらの内側には濃い赤や褐色の斑点があるのが特徴です。カノコユリという名前は、花びらの斑点が鹿の子絞りを連想させることに由来します。シーボルトによってヨーロッパで紹介された際には、花の美しさが大変な評価を得たそうです。種小名の 美しいという意味のラテン語に由来します。カノコユリは、他の日本原産のユリと同じく、多くの園芸品種の親となっているユリです。



ヘリオプシス・アサヒ(旭)は、鮮やかな黄色い完全八重咲きの小さな花をたくさん咲かせる、キク科ヘリオプシス属(キクイモモドキ属)の宿根草(多年草)で、別名「ヒメヒマワリ(姫ヒマワリ)」とも呼ばれる品種です。ヘリオプシスは、キク科の宿根草で「ヒメヒマワリ」の仲間です。ヒマワリを一回り小さくしたような花を多数咲かせます。夏の暑さにも負けずに力強く咲き続ける丈夫な宿根草で、花壇や切り花として広く利用されています。「ヘリオプシス アサヒ」は八重咲き品種で夏から晩秋にかけて長い間花を咲かせてくれる夏秋のシンボルフラワーとなります。とても強健で育てやすく切り花にも適した品種です。ヘリオプシスは姫ひまわり(ヒメヒマワリ)の名前で親しまれている宿根性のひまわりです。花期も長く、夏の暑さにも強いため初心者におすすめです!花が似たヘリアンサス属(ヒマワリ属)との違いは、花弁が開花後も散らずに長く残ることで、特に八重咲きの品種では、1花が1か月近く観賞できるほどです。



アドニスピンクとは、花持ちが非常に良いことで知られるハイビスカスの「NEWロングライフシリーズ」の品種(ピンク色の花をつけるもの)です。通常のハイビスカスは1日でしぼんでしまいますが、アドニスピンクは2〜3日間咲き続けます。花付きがとても良く、コンパクトな株からたくさんの花を咲かせます。フリル状の花弁が重なる豪華な「アドニスダブルピンク」という八重咲きタイプも人気です。アドニスピンクは従来のハイビスカスに比べ、非常に花持ちの良いコンパクトタイプのハイビスカスです。花芽が一度にたくさんたまるので次々に花が楽しめます。ヨーロッパで人気な品種です。花保ち抜群の品種で、従来は1日花(朝開花して夕方しぼむ)のハイビスカスですが、この品種は2~3日間開花したまま1つの花が長く楽しめます。また、従来の品種に比べて耐陰性が優れ、樹形もコンパクトなので、室内の。窓辺などの明るい場所で楽しめます。長い期間にわたって次々と大きく華やかに咲く花が、南国気分を盛り上げてくれます。



フイリアベリア(斑入りアベリア)とは、葉に白やクリーム色の「斑(ふ)」が入るアベリアの園芸品種の総称です。緑の葉に白やクリーム色の縁取り(斑)が入るため、花が咲いていない時期でも明るい彩りを楽しめます。品種によっては、新芽や冬の時期に斑の部分が紅色やピンク色に染まるものもあります。基本的なアベリアと同様に非常に丈夫で、暑さや寒さ、病害虫に強く、初心者でも育てやすい低木です。葉に白色からクリーム色の覆輪が入る人気品種です。新芽や冬は斑が紅色を帯びます。美しい斑入りの葉が魅力ですが、葉焼けに強く、1年を通して観賞価値が高いです。アベリアの中でも、樹形が開帳性で横に伸び、樹形が低いです。初夏から秋の長い間、白色の小さな花を咲かせ続けます。葉は常緑ですが、冬の寒さで一部が落葉する事があります。春には新芽が萌芽しますので、御心配には及びません。風通しの良い日向を好みますが、或る程度の半日陰でも生育します。病害虫に強く、萌芽力が強くて刈り込みにもよく耐えますので、管理し易いです。主な植栽用途は、低い生垣、鉢植え、庭木、花壇、花材、寄せ植え、グラウンドカバー等です。



フウチソウ(風知草)は、イネ科ウラハグサ属の多年草。1属1種の日本固有種です。学名の属名である ハコネクロアは、箱根産のイネ科植物という意味で、フウチソウ(風知草)が箱根周辺で多く確認されたことに由来しています。葉の付け根がねじれていて、葉の表裏が反転していることからハウラグサ(葉裏草)と名付けられました。なかでも斑入り種や葉色が美しいものが、フウチソウ(風知草)として流通しています。フウチソウ(風知草)の花が咲くのは夏、葉の間から細い茎を伸ばし、イネ科特有の穂のような花を咲かせます。色もグリーンで、花というには非常に地味なので、多くは見逃されてしまいます。フウチソウ(風知草)は、花を観賞するというより、風に揺れる軽やかな葉を楽しむ植物です。盆栽の素材としても人気があり、和風のイメージが強いフウチソウ(風知草)ですが、最近は葉の美しさが見直され、洋風のお庭でも植栽されるようになりました。フウチソウ(風知草)半日陰でもよく茂り、風にそよぐ涼やかな葉が美しい、お庭に一株は植えたいグラス類です。



ハナゴロモベニスイショウは、日本で育種された八重咲きペチュニアの園芸品種「花衣紅水晶」のことです。上品なピンク色の花弁に、美しい白い縁取り(白覆輪)が入る、キュートで珍しい色合いが魅力です。花弁の数が30枚以上と非常に多く、着物の衿の重ねを思わせる豪華な株姿になります。日本の統一的なお花のコンテストである「ジャパンフラワーセレクション)」で、「モーストジョイ特別賞」を受賞しています。花衣とは、「桜が着物に舞い落ちる様子」「着物の衿の重ね」「豪華な着物」を意味します。ちょうど桜の季節が終わる時期に花が咲き出し、三十枚以上もある八重咲きの花弁が着物の重ねを連想1せることからこの名前を付けました。日本人の琴線に触れるペチュニアを作りたいという思いから開発を始め、満足のいくものができるまで長い歳月をかけて育種を繰り返しました。日本の種苗会社だからこそ生まれた品種と言えます。(ジャパンフラワーセレクションとは、2006年4月からスタートした日本における統一的なお花の新品種のコンテストです。花き業界を代表する方々が、公正な視点で専門的に優秀な品種を選びます。「切花部門」「鉢物部門」「ガーデニング部門」から、季節ごとの審査会で入賞品種を選び、11月末には、「フラワー・オブ・ザ。’イヤー(最優秀賞)」はじめ各賞を決定します。)



シロスジノシランは、葉に白い縦縞(白条)が入る、、キジカクシ科ジャノヒゲ属の常緑多年草「ノシラン」の園芸品種です。ノシランは、本州中部~沖縄に分布するキジカクシ科の多年草で、暖地の海岸沿いにある林内に多いですが、やや湿った半日陰地を好むため、ヤブランやジャノヒゲと同様、和風庭園の下草として使われることも多いです。茎や葉が平たく、その様子が「熨斗」に似るとして「熨斗蘭」と名付けられました。「熨斗」とは、贈答品を包装する熨斗紙の上方にある飾りで、本来は乾燥させたアワビを紐状にして紙で包んだものです。ノシランの葉は長さ3~50センチ、幅4~15ミリの線形で表面は光沢のある濃緑色で、裏面は縦筋が目立ち、葉の先端は垂れ下がるように育ちます。耐寒性が多少乏しいものの、適地であれば常緑性で一年中、緑色の葉を保ち、質が厚いため潮風にも強いです。名前の似たシランに比べると葉幅は狭く、両者の違いは一目瞭然です。開花は夏で、細く伸びた花茎の先に、白い小花をまばらに咲かせます。花の直径は1~2センチで、花弁のような萼片はやや反り返って下向きに咲きます。繁殖は株分けによることが多いですが、ノシランの地下茎はヤブランやジャノヒゲのように横へ広がらず、下方へ伸びます。



タゲテス・ゴールドメタルは、鮮やかな黄色やオレンジ色の花を咲かせ、シトラスミントの爽やかな香りが特徴のキク科タゲテス属(レモンマリーゴールドの仲間)の半耐寒性多年草です。植物の国際ブランド「PW(プロンウィンナー)」などで取り扱われています。葉や茎に触れると、レモンのようなシトラスミントの爽やかな香りが広がり、虫を寄せ付けにくい効果もあります。春から冬まで(真夏や真冬の休眠期を除き)非常に長期間にわたって花を楽しめます。草丈は50〜80cm、株幅は約100cmと1株でこんもりと大きく見応えのあるサイズに育ちます。耐暑性が高く、最低温度は約マイナス3度まで耐えられます。タゲテス ゴールドメダルは、花が少なくなる時期に、お庭を元気な色で彩ってくれる開花期がとても長いお花です。夏や真冬は花が休む場合がありますが、ほぼ年中お花を楽しむことができます。一般的なタゲテスは、秋から早春にかけて花が咲きますが、タゲテス ゴールドメダルは暑さにも寒さにも強く、繰り返し咲きながら、夏と真冬を除きほぼ一年中花を楽しめるお花です。



ハゲイトウは、秋花壇を彩る葉の強烈な色合いが魅力の一年草です。葉色は秋の深まりとともにいちだんと色が冴えてきます。変化に富んだ動きの感じられるダイナミックな草姿がひときわ目立ち、秋の風景を演出するには好適な材料です。名前は「葉が美しいケイトウ」の意味です。花は葉のつけ根に固まって咲き、葉に隠れてほとんど目につきません。花を観賞するケイトウ属とは属が異なります。ハゲイトウにはいくつかの品種があり、大別すると、葉が緋赤や黄の単色のものと、赤、橙色、黄の複色になるタイプがあります。赤系は芽生えのときから葉が赤紫色で、8月ごろから新葉が赤く色づきます。黄色や複色のタイプは、最初のうちは緑葉で、中間もあります。「パレード混合」「クオドリーカラー混合」など、葉色が異なる品種が混合されたタネが多く流通しています。変種のヤナギバケイトウは、細長い葉でだいぶ印象が異なります。ハゲイトウの変種にヒユ(別名ヒユナ)があり、古くから食用に栽培されています。