ba3ji3の植物園41
 



ヒメユリは、中国北部、朝鮮半島、アムール、日本に分布するユリの仲間です。漢字を当てると『姫百合』で他のユリ類と比べると大きさは若干控えめです。また、花が星形に開くので『スター・リリー』の英名があります。日本の自生地では群生せずに、まばらに生えることが多いです。学名のコンコロルは「同色の」と言う意味ですが、由来はよくわかりません。花びら、花粉、雄しべが同色で、そのあたりにヒントがあるのかもしれません。分布する地域によって開花時期、球根の形状や性質、草丈などが大きく異なり、いくつかの種類(変種)に分けられます。草丈は30cm~1mで、茎は直立します。主な開花時期は6月~7月です。大きさは径5cm~8cmほどで、星形に開いた花が上向きに付きます。色は緋色~橙赤色で、多いものでは1本の茎から10数輪を咲かせます。球根は分球する(増える)ものとしないものがあります。



パールアカシアは、オーストラリア原産の常緑低木で、春に咲く丸くてふわふわした黄色の花と、真珠のように美しいシルバーブルーの丸い葉が特徴の「ミモザ」の仲間です。銀色がかった青緑色の葉は少し起毛しており、ベルベットのような手触りです。花が咲いていない時期でもカラーリーフとして楽しめます。2月〜4月頃にかけて、ポンポンのような可愛らしい黄色の花を枝いっぱいに咲かせます。成長が非常に早く、シンボルツリーとして人気がありますが、放っておくと5m以上の大木になることもあります。丸い葉と黄色の花は「金運」や「仕事運」をアップさせる縁起の良い植物とされています。花言葉は、「友情」「愛情」「秘密の恋」です。成長が早いわりに根が浅いため、強風で倒れやすい性質があります。必要に応じて支柱を立てるか、風の少ない場所で管理しましょう。日当たりと風通しが良い場所を好みます。ただし、過湿による根腐れに注意が必要です。



八重咲ホリホックは、高く伸びた太い茎にハイビスカスに似た豪華な花を咲かせるアオイ科の植物です。幾重にも重なる花びらがフリルのように美しく、初夏のガーデニングで高い人気を誇る草花です。草丈が1.5m〜2mほどに達するため、花壇の背景やシンボルツリーのように植えられます。一重咲き種に比べて花びらが多く、まるでドレスのようにボリュームのある花を咲かせます。 初夏から真夏にかけて(6月〜8月頃)下から上へと順番に花を咲き上がらせます。ホリホックには一年草タイプと二年草(または多年草)タイプがあります。ホリホックの原産は地中海や中央アジアとされ、5万年前のイラクの遺跡から花粉が発見されています。ヨーロッパや中国に伝わった時期は定かではありませんが、中国では「蜀葵(しょくき・しょっき)」と呼んで、葉や花などを薬用にしました。日本では万葉集や枕草子にも登場し、かつては「唐葵(からあおい)」などと呼ばれ観賞用に栽培されました。



コレオプシス「ソランナ ブライトタッチ」は、鮮やかな黄色の花弁の中心に赤茶色のリングが入るバイカラーが特徴のキク科の植物(宿根草)です。非常にコンパクトでまとまりの良い株にたくさんの花を咲かせ、春から秋まで長期間楽しめます。花の中心部に赤茶色のアクセント(タッチ)が入り、夏によく似合う印象的な花模様が人気です。コレオプシスはハルシャギクやキンケイギクとも呼ばれ、春から秋にかけて黄色や赤などの明るい花色の花を数多く咲かせ、庭や花壇を華やかに彩ります。長く伸びた花茎の先に咲く花が風に揺れる姿はナチュラルガーデンにもよく合います。性質も丈夫で、植え場所もあまり選びません。手入れ等の手間も少なくて済むため、公園や道路脇などの植栽枡などにもよく植えられています。近年では、新しい品種が多数育成され、花壇やコンテナの寄せ植えに多く利用されています。分枝が多くコンパクトな草姿で、花期が長く花色も豊富です。耐寒性や耐暑性が強いものもありますが、寒さにやや弱いものもあり、多年生のものでも一年草扱いされることが多いです。



タイサンボク(泰山木)は、北アメリカ原産のモクレン科の常緑高木です。初夏にレモンのような爽やかさと甘い香りがする、直径15〜30cmほどの純白の大きな花を咲かせます。春の開花リレーの最後を飾るように咲く花木です。堂々とした大きな木や花を、中国の「泰山」という名山にたとえたという説が有力です。成長すると高さ20mに達する大木になります。モクレンやコブシなどと同じ仲間で、早春から続くこのモクレン属の開花の最後を飾るのが、タイサンボクです。こんな時期にと思うほど遅い6月から7月に、大輪で純白の香りのよい花を咲かせます。花の白と、常緑で光沢のある葉の深緑色との対比は非常に美しいものですが、花が上向きに咲き、樹高が高いため、見上げないと開花に気づかないことがあります。大きな葉の裏面には、茶色の毛が密生し、花のない時期にも端正な樹形と相まって美しいものです。日本へは明治時代に導入されましたが、現在では広く栽培されるマグノリアの一つとなっています。



ダイヤーズカモミールは、ヨーロッパ~北アジア、西アジア北部~中央アジア北部にかけて分布するキク科コタ属の常緑多年草です。分布域は斜面や岩場、牧草地や道路脇などにあり、日当たりの良い場所に自生しています。ダイヤーズカモミールというのは英名ですが、直訳すると「染物屋のカモミール」という意味になります。和名のコウヤカミツレ(紺屋加蜜列)も同じく「染物屋のカモミール」という意味で、「紺屋」とは江戸時代の染物屋を指し、「加蜜列」とはカモミールの和名です。名前の通り、ダイヤーズカモミールの花からは黄色の染料が採れ、草木染めとは思えない鮮やかな黄色を発色します。花や葉に香りはほとんど無いので、草木染めで利用する以外は主に観賞用のハーブです。ダイヤーズカモミールの花期は5月~7月。花期になると、分枝した細い茎を長く伸ばし、頂部に花径3cm程度の頭花を咲かせます。頭花主にキク科の植物に見られる花序の形で、頭状花(トウジョウカ)とも呼ばれます。花序は一つの花のように見えますが、2種類の小さな花で構成されています。中心部分の管状花と、周辺の舌状花です。



ゼラニウム・スターリーピュアホワイトとは、ユニークな「星咲き」タイプの花を咲かせるゼラニウムの新品種です。ウサギの耳のような可愛らしい花びらと、鮮やかな緑色のモミジ葉の美しいコントラストが特徴で、花壇や寄せ植えとして非常に人気を集めています。一般的なゼラニウムとは異なり、星のようにシャープで可憐な花を咲かせます。花茎が非常に硬く丈夫で、大きな花房をつけます。春から秋(3月〜11月頃)にかけて非常に長い期間、次々と花を咲かせます。丈夫で育てやすい品種ですが、夏の間に大きく育つため、大きくなりすぎた場合は適宜切り戻しを行うとより美しくまとまります。葉はモミジ葉のゼラニウムで、2024年から販売が始まった優良な品種です。開花も長く次々に花を咲かせます。花茎が堅くてとても丈夫で、大きな花房をつけます。ピュアホワイトの花色が際立ち、鮮やかな緑葉とのコントラストも抜群です。お庭やベランダを明るく爽やかに彩ります。花付きがよく次々と開花し、長く楽しめるのも嬉しいポイントです。



ヒポシルタは橙色の花を咲かせる熱帯植物です。花の形が金魚に似ているので、和名でキンギョノキとも呼ばれています。 ヒポシルタという名前は以前の属名で、今はネマタンサス属に分類されています。この仲間はブラジル東南部に30種類以上が分布して、キンギョノキはその中のグレガリウスという種類です。着生植物で若い頃は茎が直立していますが、古くなると次第に垂れてきます。植物の分類は多年草または低木で、若い茎は多年草のように青いですが、古くなると木になります。葉は多肉質で緑色をしていますが、斑入りの園芸品種もあります。花は条件がよければ周年咲きますが、冬は温室内のみで、夏は暑過ぎてあまり咲かなくなります。寒さに弱いので鉢植えにして育てられ、花の観賞だけではなく観葉植物として楽しまれる事もあります。寒さに弱いので、鉢植えにして冬は室内で育てられます。開花する適温は15~30℃以下なので、開花時期は主に春や秋で、夏は暑すぎてあまり咲きません。



モリンバは、キク科モクシュンギク属の多年草であるマーガレットの非常に強健な園芸品種です。一般的なマーガレットよりも暑さや寒さに強く、春から秋(または初冬)まで長く花を楽しめるのが特徴です。日本の厳しい夏の暑さにも耐え、夏越しが可能です。関東以西の暖地であれば屋外で冬越しもできます。よく枝分かれするため、ピンチ(摘芯)をしなくても自然と綺麗なドーム型に育ちます。淡いピンクの「ウォーターメロン」、鮮やかな「サッシーレッド」、八重咲きの「ミニダブルホワイト」など、バリエーションが豊富です。 咲き終わった花をこまめに摘み取ると、次々と新しい花が咲きます。モリンバシリーズは、性質は強健で育て易く、手軽に花を楽しめます。また、従来品種に比べて枝吹きが良く、大株にすると美しい丸い株になります。モリンバは大暑性にも優れています。暑く湿度の高い日本の夏でも水さえ切らさなければ、しっかりした株のまま乗り越え。少し涼しさを感じる頃から再び花芽を付け始めます。秋には開花し寒さを感じる頃まで花が楽しめます。



ダイアンサス・フルーリアムール モーブシフォンは、国際的な植物ブランド「PW(プロバンウィナーズ)」から販売されている四季咲き性ダイアンサスの品種名です。小さなスペースでもまるでブーケのようにたくさんの花を咲かせ、長く楽しめるのが特徴です。中心が赤色で、大きなピンク色のひらひらとしたフリル(八重咲き)が特徴です。他のフルーリアムールシリーズに比べて一回り大きな花を咲かせます。分枝性がよく、次々と新芽を立ち上げて花を咲かせるため、長期間花を楽しむことができます。コンパクトな草姿にたくさんの花が咲くダイアンサス フルーリアムールは、分枝性に優れまるでブーケのように楽しむことができます。モーブシフォンは、豪華な八重花をたくさん咲かせます。花の中心は赤で大きなピンクのフリル花を咲かせる見応え十分なダイアンサスです。花サイズは直径約3.5cmと、他のフルーリアムールシリーズと比べてひと回り大きな花を咲かせます。



アジサイ「スターリットスカイ」は、濃い花色に白の絞り斑(かすり模様)が入る美しいガクアジサイの品種です。涼しげなブルーやパープルの花びらと、晴天の夜空に浮かぶ星や雲を思わせるコントラストが非常に華やかな人気の園芸品種です。青〜紫色のフリル状の花びらに、白い絞りが入る鮮やかな品種です。土壌の酸度(pH)によって花色が変化し、酸性だと青色、アルカリ性だとやや薄い紫色になります。一般的なアジサイに比べて茎が太くしっかりしているため、花の重みで垂れ下がりにくいのが特徴です。「スターリットスカイ絢(あや)」という品種もあり、こちらはスターリットスカイからの枝変わり(突然変異)で、茎(軸)が赤黒くより引き締まった姿をしています。日当たりと風通しの良い場所を好みます。ただし、夏の直射日光は葉焼けや水切れの原因になるため、夏場は半日陰〜明るい日陰に移動させるのが理想です。



オランダリアは、オランダなどヨーロッパで品種改良された鉢花用のダリアの総称です。一般的なダリアと比べて分枝が良く、たくさんの花を咲かせるのが特徴で、春から秋(晩秋)まで長く楽しむことができます。花弁数が非常に多く、菊のように豪華な大輪八重咲き品種が中心です。コンパクトでまとまりやすい株姿に育つため、庭植えだけでなくベランダなどの鉢植えにも適しています。枝分かれが良く、それぞれの枝に次々と花をつけるため、非常に華やかです。ダリア全体には「華麗」「優雅」といったポジティブな花言葉がありますが、一方で「裏切り」や「移り気」といったネガティブな意味も持ち合わせています。これらは19世紀初頭、フランス皇帝ナポレオンの皇妃ジョゼフィーヌにまつわる歴史的な逸話が由来となっています。当時、ジョゼフィーヌは珍しいダリアを自身の庭園で収集し、門外不出として大切に育てていました。しかし、その美しさに魅了されたある貴族の女性が、庭師を買収して球根を盗み出し、自分の庭で見事に咲かせてしまったのです。この「球根を盗む(裏切り)」「ジョゼフィーヌの興味が移り変わる(移り気)」という出来事が、これらの花言葉の由来とされています。



「スノーフィーバー」は、クリスマスローズのドイツのホイガー社で育成された、美しい斑入り葉が特徴の品種です。まるで雪が降りかかったような白い斑が入るため、花がない時期でもカラーリーフとしてガーデニングのアクセントとして楽しめます。シルバーがかった斑入りの葉は、暑い時期でも観賞価値が高く、寄せ植えや庭の明るい彩りとして活躍します。冬から早春にかけて(地域によっては年内から)可憐な白や淡い黄色の花を咲かせます。組織培養苗で増やされているため株の性質や花色が安定しており、暑さにも比較的強い品種です。クリスマスローズは花の少ない冬の時期に庭を彩ってくれる貴重な植物です。スノーフィーバーは、ドイツのホイガー社が生み出したアグチフォリウスの交配種です。美しい斑入り葉の品種で花が咲いてないときも観賞価値があります。庭に植える場合は落葉樹の下のような、直射日光は当たらないが比較的明るい場所が適しています。鉢植えの場合は、冬は南向きの軒下、夏は北向きの日陰になる場所に置くのがよく、鉢土の表面が乾いたら水をたっぷりと与えます。



ホワイトワンダーアイビーは、小さな葉にクリーム色や白色の美しい斑(ふ)が入る愛らしいアイビー(ヘデラ)の品種です。耐陰性が高く丈夫で育てやすいため、観葉植物として室内や日陰、ハンギング、寄せ植えなどで幅広く人気を集めています。葉がやや丸みを帯びており、ふちに入る白斑が明るく柔らかな印象を与えます。フラワーアレンジメントやブーケのグリーンとしてもよく用いられます。暑さ・寒さ(霜に当たらない程度)に強く、初心者でも非常に育てやすい観葉植物です。花言葉は「永遠の愛」「不滅」「結婚」「友情」などの意味を持ち、贈り物としても選ばれています。日当たりと風通しの良い場所を好みますが、夏の強い直射日光は葉焼けの原因になるため避けてください。耐陰性が強いため、明るい室内でも育てることができます。葉物の代表的な花材としてアレンジ・ブーケ等に多く利用されています。斑入りは他のグリーンと合わせたときに色合いを和らげる効果があります。



アズーロコンパクトとは、サントリーフラワーズが販売するキキョウ科ロベリア属の園芸用植物です。一般的なロベリアを品種改良し、暑さに強く夏越しがしやすいのが最大の特徴です。蝶のような可憐な小花を株いっぱいに咲かせ、こんもりと丸くまとまる立体的な草姿を楽しめます。通常のロベリアは日本の夏の暑さで枯れてしまうことが多いですが、暑さに耐えられるよう改良されています。春から初夏にかけて咲き誇り、花が終わった後に切り戻し(剪定)を行うことで、秋にもう一度満開の花を咲かせます。日当たりと風通しの良い場所を好みます。ただし、真夏は直射日光を避け、半日陰の涼しい場所で管理すると夏越ししやすくなります。満開になった後や梅雨の前などに全体を軽く刈り込むことで、蒸れを防ぎ、次の花を咲かせやすくします。可憐なブルー系の花色を中心にカラーバリエーションも豊富で、鉢植えやハンギングバスケットで非常に人気のある春の定番花苗です。



スーパーベナ・ピーチメルバは、春から晩秋まで咲き続ける育てやすいガーデニング用のプルーブンウィナーズのバーベナです。桃の品種「ピーチ」のような美しいグラデーションカラーの花を咲かせ、暑さや病気にも強いため、日本の気候でも非常に育てやすい品種です。暑さや雨に強く、病気にも強い強健な品種です。春から秋(4月〜11月頃)まで長く楽しめます。咲き始めは赤みを帯び、徐々にアプリコットピンクへと変化するグラデーションが特徴で、暑さや病気、雨に強く、春から晩秋まで長く楽しめます。ピーチメルバという名前の通り、咲き進むにつれてふんわりとした優しいピーチ色へ移り変わります。茎が伸びてきたり花が少なくなってきたら、思い切って株元近くでカット(切り戻し)すると、再び新芽が茂りたくさんの花を咲かせます。成長が早いため、定期的な肥料やりがおすすめです。ピーチメルバとは、バニラアイスクリームに桃のコンポートを乗せ、ラズベリーなどの赤いベリーソースをかけた伝統的なデザートを意味します。



ホワイトエンジェルは、日本の加茂花菖蒲園(加茂セレクション)で作出された、純白の花を咲かせるガクアジサイの品種です。ホワイトエンジェルは、中央に小さな両性花が集まり、その周りを囲むように大きい装飾花がつく、ガク咲きタイプです。両性花の周りの装飾花は、花柄が長めなので、両性花を中心として、広がるように咲きます。八重咲きなので豪華ですが、装飾花の数自体がそれほど多くないため、清楚な雰囲気が壊されることはありません。ホワイトエンジェルとよく似た品種のウェディングドレスも、ガク咲きで装飾花は八重咲きですが、ホワイトエンジェルの方が花柄が長いため、広がりを持っています。さらに装飾花の花弁の形が、ホワイトエンジェルの方がやや丸みを帯びているのが特徴です。両性花の花数も、ホワイトエンジェルの方がやや少なく、ウェディングドレスの方がボリュームが出やすくなっています。



クフェアは、ミソハギ科クフェア属の植物の総称です。メキシコなどの熱帯・亜熱帯地域が原産で、暑さに強く初夏から秋にかけて長く花を咲かせる常緑低木です。初心者でも育てやすい丈夫な性質を持ち、ガーデニングで人気の高い植物です。 日本で「クフェア」として最も流通している代表的な品種です。小さな葉と、赤紫やピンク、白の可愛らしい小花をたくさん咲かせます。クフェア属の仲間は250種が知られています。小型で、剪定してもよく萌芽するので、低めの生け垣や小型の鉢物、花壇植えなどで楽しむことができます。周年開花する性質があり、冬でも暖房の入る部屋の窓際で管理すれば開花します。霜が降りない暖地では戸外でもよく冬越しします。以前から主に流通しているのは、C・ヒソッピフォリアやイグネアなどですが、近年は徐々に種類がふえ、大輪の花壇用の園芸品種も登場しています。クフェアの花言葉には、「自由気まま」「せつない思い」「家庭愛」「見事」などがあります。



ビヨウヤナギ(未央柳・美容柳)は、初夏(6〜7月)に鮮やかな黄色い花を咲かせるオトギリソウ科の半落葉低木です。花火のように長く突き出た多数の雄しべと、柳に似た細長い葉が特徴で、庭木や公園樹として広く親しまれています。「美容柳(ビヨウヤナギ)」という名前は、美しい花姿と柳に似た葉に由来します。また、「未央柳(ビヨウヤナギ)」は、中国・唐の時代の宮殿「未央宮(びおうきゅう)」にちなんで名付けられました。ビヨウヤナギはキンシバイと同じオトギリソウ(ヒペリカム)属で、中国原産の花木で、古くから観賞用に栽培されてきました。黄金色の花が上向きに咲き、多数の雄しべが突き出すのが特徴です。花が少なくなる6月から7月にかけて、長期間、黄色い花を咲かせます。株は大きくならないので、宿根草と組み合わせたり、庭のちょっとしたスペースに植えてもよいでしょう。近年は、キンシバイに類似の野生種で、大きな花を咲かせ、樹高が低いカリキナムが、庭木やグラウンドカバーとして栽培されるようになり、ビヨウヤナギの栽培は少なくなっています。



アナベルは、主に初夏に大きな真っ白い手毬状の花を咲かせるアメリカアジサイの品種名です。花言葉は「ひたむきな愛」や「辛抱強い愛情」を持ちます。また、アメリカの発見された町の名前と美しいという意味を掛け合わせた女性名でもあります。アジサイ科の植物で、小さな花が密集して直径20〜30cmほどの巨大なボール状になるのが特徴です。アメリカのイリノイ州アンナ郊外で発見され、「アンナの美しい花」から「アナベル」と名付けられたと言われています。また、古代ローマの言葉で「愛すべき」という意味の「アマビリス」に由来するという説もあります。咲き始めは爽やかなライムグリーンで、咲き進むと純白に、秋には再びグリーン(秋色アジサイ)へと変化する様子を長く楽しめます。一般のアジサイは夏に翌年の花芽を作りますが、アナベルはその年に伸びた枝に花が咲くため、冬(2〜3月頃まで)ならいつでも枝をどこで切っても翌年花を咲かせます。暑さや寒さに強く、日当たりの良い場所を好みます。水分が少なくなる秋頃に収穫すると、簡単にきれいなドライフラワーが作れます。





ヘレニウムは、ユーモラスな花形と鮮やかな色彩で、夏の花壇を明るく彩ります。暑さに強く、開花期は種類や品種によって6月から10月と幅があり、2~3回咲くものもあります。草丈が高く枝分かれして多数の花を咲かせるのでボリュームがあり、花壇の背景としての利用にも向きます。へレニウム属は北アメリカに40種ほどがあり、アマルム種のような一年草もありますが、多くは多年草です。代表的なのはダンゴギクの和名がつけられているオータムナーレ種で、花の中心部が丸く盛り上がって目立ちます。オータムナーレの名のとおり秋咲きです。初夏に咲くビゲロビー種、ヤバネダンゴギク)やフーペシー種)などとの交配で多数の品種が育成され、蛇の目模様、咲き進むと色が変わるもの、八重咲きなどバラエティが豊富です。咲き始めと咲き終わりでは花の形がずいぶん変わり、また、花が長もちするので、一株のなかにいろいろな花が交じり合って咲いているように見えます。園芸品種は100以上あります。





サボンソウは、ヨーロッパから中央アジア原産の多年草です。日本へは明治初期に伝えられ、花が美しいため花壇用宿根草としてもよく植えられています。草丈は30~80cm、根茎が横走し株立ちとなって茂ります。初夏から夏にかけて、枝端に径2~3cmの5弁花を咲かせます。花色は淡紅または白色ですが、稀に紅色花や八重咲き品種もあります。一見ナデシコに似ていますが、花弁に切れ込みのないのが特徴です。耐寒性があって、秋または春に株分け苗を植えれば、あまり手をかけずに毎年奇麗な花を咲かせてくれます。よく結実するので、種子繁殖でも容易に殖やせます。古代ギリシャの時代から薬用植物として知られ、この根を乾燥したものが「サポナリア根」で、去痰薬とするほか梅毒、腺病質および慢性皮膚炎などに体質改善外用薬として用いられました。去痰、緩下作用のほか胆汁分泌促進や消炎薬としても利用されますが、作用が激しく、用量を間違えると激しい下痢を引き起こすので注意が必要です。根や葉にサポニンという天然界面活性成分を含むため、古くから石鹸として利用されました。



オオイタビは、クワ科イチジク属の常緑つる性植物です。関東地方以西の暖地に自生し、気根を出して岩や壁、木の幹にはりついて成長します。イチジクに似た小さな実をつけ、その生命力と美しい葉の観賞価値の高さから、庭木の緑化や園芸用(プミラなどの品種名で流通)として親しまれています。茎から気根(空気中に出る根)を出し、フェンスやブロック塀、石垣などを覆い尽くすように成長します。厚みがあり、濃い緑色で光沢があります。イチジクと同じ構造(隠頭花序)の実をつけます。熟すと紫色になり、食べることができます。成長が旺盛で、石垣や壁面を美しく緑化する目的でよく利用されます。似た植物に「イタビカズラ」や「ヒメイタビ」があります。オオイタビはこれらよりも葉が大きく、楕円形をしている点で見分けることができます。



タピアンは、サントリーフラワーズが開発した這性バーベナの品種です。地面を這うように素早く広がり、春から晩秋まで長期間愛らしい小花を咲かせるため、庭の雑草対策として人気の高いガーデニング植物です。 雑草よりも生長スピードが速く、地面をカーペット状に覆い尽くすため、雑草の繁殖を抑える効果があります。4月から11月頃までと非常に長く花を楽しめます。バイオレット、ローズ、パープリッシュホワイト、ラベンダーなど、庭の雰囲気に合わせて選べる花色があります。暑さや病気に強く、日当たりと水はけの良い場所を好みます。バーベナという大きなグループの中に、立性・半立性・這性など様々な品種が存在します。その中で、特に地面を這ってマット状に広がる性質を強化し、日本の気候でも育てやすく品種改良されたブランド苗が「タピアン」です。一般的なバーベナを花壇に植えても縦に伸びたりまとまったりしますが、タピアンはどんどん横に広がって地面を覆い尽くします。そのため、空いたスペースの雑草を防ぐ「生けるグランドカバー」として非常に高い人気を誇っています。



ホワイトレースフラワーは、春まきも秋まきもできる一年草です。花は繊細なレースのようで、同じセリ科のニンジンやセリなどの花に似ていますが、それより花房が大きく、花房の間にすき間があります。また、花茎が堅く長さもあること、枝分かれしてほとんど一年中咲かせることができるという点で、切り花として使いやすく、1980年ごろから急速に普及しました。今も花束やフラワーアレンジなどの切り花としてよく利用され、ほかの花を引き立てる添え花として使われています。カスミソウとはひと味違った趣があり、優雅な広がりが演出でき、ボリュームアップにも効果的です。形状や性質に個体差が見られ、早咲きや遅咲き、葉形、花房の形や小花の密度などが少しずつ異なります。ホワイトレースフラワーの名前で流通するものがほとんどで、切り花産地ではそれぞれ選抜系統が育成されています。「ドクゼリモドキ」の和名がつけられていますが、ドクゼリとはまったく別の属の植物です。近縁種にアミ・ビスナガがあり、「イトバドクゼリモドキ」と呼ばれ、同様に利用されます。



アークトチスは、南アフリカ原産のキク科アークトチス属の植物です。日本では「ハゴロモギク(羽衣菊)」という和名でも知られています。マーガレットやガーベラに似た華やかな花を咲かせます。花色は白、オレンジ、黄色、ピンクなど多彩で、中心部に美しいリング模様が入る品種もあります。南アフリカ~熱帯アフリカにおよそ65種が分布します。草丈は50cm~70cmくらいで、ガーベラに似た径5cm~10cmの花を咲かせます。茎は長く伸びずに葉っぱは低い位置で放射状に伸びます。地際から花茎を長く伸ばして、その先端に1輪の花を咲かせます。主な開花期は春~初夏で、何本も花茎出して長期間咲きます。花は日中開いて夜は閉じます。多くの品種で切れ込みのある葉に白い毛が生えており、シルバーリーフのような美しい葉色も楽しめます。耐寒性はありますが、日本の高温多湿が苦手です。本来は多年草ですが、日本の夏を越すのが難しいため、園芸上は一年草として扱われることが多いです。



フォーエバーレッドは、ユキノシタ科の耐寒性多年草であるヒューケラ(ツボサンゴ)の品種の一つです。鮮やかな赤色を一年中楽しめるカラーリーフとして、花壇や寄せ植えで非常に人気があります。濃い赤色の発色が良く、季節による色の変化が少ないのが特徴です。ツヤがあり厚みのある葉は、強い日差しでも葉焼けしにくく、美しい状態を保ちます。耐寒性(マイナス12℃〜15℃程度)と耐暑性があり、一年中葉が枯れない常緑性です。日陰(半日陰)でも育つため、日当たりの悪い場所でも彩りとして活躍します。晩春から夏にかけて、薄いピンクや白色のベル状の可愛らしい小花を咲かせます。草丈は20〜40cmほどのコンパクトなサイズです。水はけの良い半日陰〜日なたを好みます。日差しが強すぎる真夏(7月中旬〜9月頃)は、葉焼けを防ぐため半日陰で管理するのがおすすめです。乾燥にはやや弱いため、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えてください。ただし、水のやりすぎによる過湿(根腐れ)には注意が必要です。



メカルドニアは初夏から秋にかけて、地面を這うように小さな黄色い花をたくさん咲かせます。横に広がって成長していきますので、花壇に植えて花が咲いた時には一面が黄色い絨毯のようになってグランドカバーとしてもおすすめです。草丈は10cm程度ぐらいまで成長しますが、縦に伸びていくというよりも横や下へ垂れ下がっていくため、鉢植えや花壇の前側に植えると縁からこぼれ咲く姿がとても可愛らしいです。ハンギングバスケットなどにして高い位置に飾って楽しむのもおすすめです。春から秋まで、暑い夏にも休むことなく花が咲き続け、丈夫で育てやすい花ですので、園芸初心者さんにもおすすめの花です。暑さには強い反面、寒さに弱いため、本来は多年草ですが日本では一年草扱いとされることが多いです。暖地であれば、霜の当たらない軒下などで乾かし気味に水やりを続けることで越冬することが可能です。地上部の見た目が黒くなって枯れてしまっているように見えても、地下で根が生き残っていれば春先に下の方からまた新しい葉が出てきて、花が咲くようになるでしょう。



マツリカは、香料用植物として知られるジャスミンの1種で、漢方では花と根を生薬として用います。仏陀の歯にたとえられる純白の花はやや肉厚で、クチナシに似た強い香りを放ち、仏教では仏の住む国に香るとされます。夏の夕方から早朝に花開き、時間がたつと紫がかったピンク色に変色する一日花ですが、涼しい気温の初夏や秋口にはより長もちします。中国では、早朝に摘んだ生花の香りを緑茶に移したり、乾燥した蕾をウーロン茶に混ぜたりして、ジャスミンティーがつくられています。和名のマツリカは、漢名の茉莉花を日本語読みしたものです。自生地の熱帯アジアでは半つる性の常緑低木で、地植えで一年中花を咲かせますが、沖縄以外の日本では鉢植えにして室内で冬越しさせるほうが無難で、夏の花を楽しみます。本格的なジャスミンティーをつくるには茶葉と同量のマツリカの花が必要といわれますが、鉢で育てたマツリカの花を1輪、緑茶と一緒に急須に入れるだけでも、手軽に香りを楽しむことができます。



スーパーベル『レモンスライス』は、プルーブンウィナーズが展開するカリブラコアの非常に人気のある品種です。名前の通り、レモンの輪切り(スライス)のような鮮やかなイエローとホワイトのストライプ模様が特徴で、春から秋まで長く花を咲かせます。2013年の発表以来、世界中で高い人気を誇るロングセラー品種です。株のまとまりが非常に良く、中心部にもたくさん花を付けるため、美しいドーム状に育ちます。スーパーベルレモンスライスは、2013年に世界初ストライプ模様が入るカリブラコアとして注目を集め、以来、世界中でロングセラーとなっている人気品種です。同じくストライプ柄にはホワイトとストロベリーカラーのスーパーベルストロベリースライスもあります。このところの日本の猛暑、酷暑は植物にもガーデナーにとっても悩ましいところですが、「夏のガーデンといえばペチュニアかカリブラコア」と言われるくらい高温多湿の夏にも強いので、サマーガーデンには欠かせないという人も多いよう。今年の夏花候補にもよさそうです。



ガイラルディア・ガリア「ピンクスパーク」は、キク科テンニンギク属の多年草(宿根草)です。早春から秋にかけて咲き続ける八重咲きの個性的な花形で、咲き進むにつれて黄色から鮮やかなピンク色へと花色が変化するグラデーションが魅力の品種です。咲き始めは黄色が強めですが、時間が経つにつれてピンク色に変化していくユニークな品種です。春から晩秋まで長期間にわたって次々と花を咲かせるため、花が少なくなる夏場でもお庭を華やかに彩ってくれます。暑さや乾燥に非常に強く、初心者でも育てやすい強健な植物です。ガイラルディアの変わり咲き品種で、個性的でユニークな花型・花色・八重咲のガリヤシリーズです。夏の暑さにも強く、早春から秋までボリュームのある花を次々に咲かせてくれます。分枝性に優れているので、庭植えだけでなく鉢植えにも適しています。花物が少なくなる夏以降の花壇材料として活躍します。



フィッシュゼラニウムは葉がハート形でギザギザしているのが特徴の常緑多年草です。ヨーロッパでは特に香りの強い品種を窓辺などに置き、インテリアだけでなく虫よけとしても重宝されます。もともとは南アフリカを原産とし、18世紀にヨーロッパに伝わりました。特にイギリスやフランスで人気を博し、庭園や温室で広く栽培されてきました。友情や信頼を象徴する花言葉を持つことから、友人への贈り物や感謝の意を表す場面でよく用いられます。特にビクトリア時代には、この花を通じて感謝や友情の気持ちを伝える習慣がありました。その美しい外見と香りから、鉢植えとして室内や庭園の装飾に多く使われます。また、結婚式やパーティーなどの特別なイベントでもデコレーションとして選ばれることが多いです。この花は窓辺の装飾にも最適です。赤いゼラニウムの花言葉は「あなたはいつも私の心の中にいる」です。ピンクは「あなたと一緒にいてよかった」です。



サルビアサリーファンとは、夏の暑さに非常に強く、初夏から晩秋(5月〜11月頃)まで長く花を咲かせ続けるシソ科サルビア属の多年草(宿根草)です。涼しげな青や白の美しい花穂をつけ、分枝性が良く一株でボリュームのある姿に育つのが特徴です。春から霜が降りる頃まで、休むことなく次々と花を咲かせます。夏の厳しい暑さにもへこたれず、力強く成長します。スカイブルーや濃い青(ディープオーシャン)、白、バイカラーなど夏らしい涼しげなカラーバリエーションがあります。品種や環境にもよりますが、35〜80cm程度に大きく育ちます。サリーファンはボリューム満点でとても目を引く宿根サルビアです。ほんのり白をまとったような、クールで上品なアイスブルー。落ち着きのある色合いが、寄せ植えや花壇に洗練された印象を添えてくれます。主張しすぎず、それでいて確かな存在感。シルバーリーフやホワイト系の草花とも相性抜群で、大人っぽいコーディネートにおすすめです。



パセリは、古くから暮らしに役立つハーブとして使われ、古代ギリシャ時代の競技会の勝者にはパセリで作った冠が与えられたり、華やかな席では出席者が首に新鮮なパセリの花環をかけてその香りを楽しんだそうです。そのことから「役に立つ知識」「お祭り気分」「勝利」「祝祭」という花言葉が付けられたと言われています。一方で、古代ギリシャ時代の競技会を主催した王の息子が、パセリの上に寝かされている間に毒蛇にかみ殺されてしまったという不吉な神話があることから「死の前兆」という花言葉もあります。薬効のあるハーブとして大切にされてきたパセリですが、魔術信仰と結びついて悪い迷信の対象になってしまった時代もあるようです。今ではそんな迷信は薄れ、栄養価が高く、美容と健康に役立つハーブとして用いられています。彩りが美しく、食後に口の中をさっぱりさせてくれる効果があるため、料理の付け合わせによく使われます。とんかつや唐揚げなどの飾りに添えたり、みじん切りにしてバター、卵料理、肉料理、魚料理などにも加えます。スープを作るときには肉や魚の臭み取りとして、セロリの茎を束ねたブーケガルニが用いられます。



ガーベラ・カートホイールは、暑さに強く夏の間も咲き続ける、大輪のセミダブル咲きが特徴のガーベラシリーズです。非常に丈夫で育てやすく、一株で変化に富んだユニークな花色を楽しめます。花びらが重なる大輪のセミダブル咲きで、多様な花色が特徴です。とくに有名な品種「ストロベリーツイスト」は、クリーム色からローズ、レッド系へと咲き進むにつれて花色が変化し、一株ごとに違った表情を楽しめます。この美しい花色はフロロセレクト(ヨーロッパの草花審査協会)の受賞歴も誇ります。一般的なガーベラは夏の暑さで弱ってしまうことがありますが、カートホイールは暑さに強く、夏場でも次々と花芽を上げて絶え間なく咲き続けます。非常に強健で育てやすいため、まずはガーデニング初心者でもお庭やベランダで育てて楽しむのに最適です。花茎がしっかりしているため、切り花として室内に飾るのにも向いています。



スカシユリモナは、日本原産の野生種「スカシユリ」を交配して作出されたアジアティック・ハイブリッド系の園芸品種「ユリ 'モナ'」のことです。上向きに咲く鮮やかな花姿が特徴で、主に切り花として流通しています。特に日本に自生する スカシユリ や エゾスカシユリ から作出されたものが多く、アジアティックハイブリッド系と呼ばれる園芸種です。小輪の鮮橙黄色(オレンジがかった黄色)で、スカシユリ特有の上向きに花を咲かせるタイプです。スカシユリやエゾスカシユリなどの血を引く「アジアティック・ハイブリッド」と呼ばれるグループに属しています。花びら同士の間に隙間ができ、雨水がたまらない構造になっています。 その美しい花色と花持ちの良さから、主に切り花として利用される品種です。モナのルーツである「スカシユリ」は、日本の中部地方以北の海岸や砂礫地に自生するユリ科の多年草です。「スカシ(透かし)」という名前は、6枚ある花びらの付け根部分が細くなっており、向こう側が透けて見えることに由来しています。



「スーパーサルビア ロックンロール ブルーティアーズ」は、国際植物ブランドの PW(プロヴェンウィナーズ) が販売する強健なハイブリッドサルビアです。深みのある青色のガクと明るい水色の花穂のグラデーションが特徴で、霜が降りるまで長く花を咲かせます。晩春から初冬(霜が降りる頃)まで、途切れることなく次々と花を咲かせます。1株で株幅1m近くにまで大きく生長し、ボリュームが出ます。剪定(切り戻し)をしなくても自然に枝分かれして綺麗な形にまとまります。花が終わると自然に花がポロポロと落ちる「セルフクリーニング」の性質があるため、面倒な花がら摘みの手間がかかりません。夏の暑さに強く、目安として約-5℃までの耐寒性があります。関東以西の暖地では屋外で冬越しも可能な宿根草です。乾燥に弱いため、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えてください。特に夏場は水切れに注意が必要です。



ガーデンマムとは、鉢植えや庭植え用に改良されたこんもりと丸いドーム状に花を咲かせる洋ギクのことです。日本の気候に適しており、1株で圧倒的なボリュームの花を秋から初冬にかけて長く楽しむことができます。ヨーロッパで誕生したガーデンマムはもともとは日本のキク(菊)が原種で、寒さにも強く屋外で冬越し可能。鮮やかな花色とこんもり咲く花姿が魅力的で、世界中でとても人気があるお花です。キク科キク属の耐寒性多年草で、ボリュームある株を何年も育てられるのも人気の秘密になります。枝分かれする性質(分枝性)が非常に強く、特別な剪定をしなくても自然と丸い形にまとまります。満開時には株全体が花で覆い尽くされ、1つの鉢で豪華なディスプレイが完成します。ガーデンマムは短日植物です。夜間に人工灯の影響を受けると開花しない場合があります。



モミジバフウ(紅葉葉楓)は、北アメリカ原産のフウ科フウ属の落葉高木です。秋に見事な赤や黄色に紅葉し、トゲトゲした球形の果実をつけます。カエデに似た美しい葉の形から街路樹や公園樹としてよく植えられています。 カエデやモミジに似ていますが、葉が5〜7つに深く裂けており、手のひらのような形をしています。秋から冬にかけてぶら下がる、ハンギングボールのようなトゲトゲした実(集合果)が特徴です。落ちた実は、クリスマスリースなどのクラフト材料として人気があります。モミジバフウはフウ科ですが、カエデはムクロジ科(旧カエデ科)です。また、葉のつき方がカエデは対生(向かい合わせ)であるのに対し、モミジバフウは互生(互い違い)につくことで見分けられます。成長すると高さ15〜20メートル以上になるため、公園などの広い場所や街路樹として景観を彩ります。また、樹液には独特の甘い芳香があり、かつては香料や薬用(蘇合香)として利用された歴史もあります。



タキタス・キングスターは、メキシコ原産のベンケイソウ科に属する多肉植物です。以前はタキタス属(タキタス・ベルス)に分類されていましたが、現在はグラプトペタルム属に統合されており、春から初夏にかけて咲かせる鮮やかな赤い星型の花が大きな魅力です。株の大きさに比べて非常に大きな、濃いピンク〜赤色の星型の花を咲かせます。花としての観賞価値が非常に高いことで知られています。ロゼット状に葉を広げ、ブロンズがかった重厚感のある色合いが特徴です。現在はグラプトペタルム属とされていますが、流通名として以前の属名である「タキタス・ベルス」や、園芸ネームの「キングスター」として親しまれています。多肉植物の一般的な性質と同様に、水やりは控えめにし、乾燥気味に育てるのがコツです。特に成長点や株の上に水が溜まらないように注意します。


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