八戸市民保養所 洗心荘は、市民の健康・活力の維持増進と、福祉向上のため、保養所・レクリエーションの猿倉温泉からの源泉を引いており、年中無休で日帰り入浴や宿泊施設として利用できます。洗心荘には2つの浴場があり、日によって男湯と女湯が入れ替わります。どちらも同じ源泉ですが、少し広さが違います。お湯は薄笹濁り、無味、微硫黄臭あります。の白さと、含有成分の影響でしょうか、窓から降り注ぐ陽の光を浴びて輝いているように見えます。きりりと熱い湯に浸かり、これほどの湯の華が舞い、硫黄臭気も感知せられるのに、単純泉との掲示にやや違和感があります。浴場は大きな窓の開放感が、とても気持ちいいお風呂でした。湯から出た後も暖かさがずっと続くのは、温泉ならではです。
国指定の特別名勝「奥入瀬渓流」は、十和田湖まで約14km続く渓流沿いの遊歩道では四季折々の景色が楽しめます。スタート地点に佇む総ヒバ造りの「野の花焼山荘」は、そんな奥入瀬の魅力を味わうのにぴったりのロケーションに位置しています。「焼山荘」の浴場は、露天風呂付き浴場(露天花うつしの湯)と、内湯(ひば風呂)+単独露天風呂(露天月うつしの湯)とのセット浴場とがあり、日替わりで男女が入れ替わります源泉は猿倉温泉の混合泉だが、熱い源泉を加水することなく提供しているので、湯口はやや熱いものの浴槽は適温で、ほんのりと硫化水素臭がするし、湯の華が舞う事もあります。浴感はさっぱりとしています。湯冷めしにくいお湯で、身体の芯からあたたまります。
東北自動車道・十和田ICから車で約33kmの湖畔に建つ、古き良き趣の温泉ホテルです。大きな人工の滝がある館内は、和やかでゆったりとした空間です。十和田神社まで徒歩10分、発荷峠展望台まで車で約8kmです。日本の四季を見事に映し出す十和田湖、奥入瀬渓流近くの、ホテル十和田荘は十和田湖を堪能頂くのに最適なホテルです。大浴場は地下への階段を下ったところにあります。露天風呂に出ると空気がひんやりして、とって清々しいです。
開湯1200年余を数える、青森のいで湯・浅虫温泉は、平安時代円光大師(法然)が傷ついた鹿が湯浴するのを発見し、村人に入浴を勧めたという言伝えがあります。青森市の東端、夏泊半島の付け根に位置する、「北の熱海」の異名を持つ北東北きっての繁華な温泉地。「浅虫温泉駅」を中心に、東西でがらりと町の風情が変わる。駅の東側は古くからの温泉街で、縦横に交わる細い街路に大小の旅館や飲食店、遊興場などが処せましと犇めき(きしめき)合い、温泉街らしい情緒を醸し出しています。秋田屋は、陸奥湾とサンセットビーチが目の前という立地で、6階展望大浴場からは海に沈む夕陽を眺めながら温泉を楽しめます。
青森県の八甲田山周辺には特徴のある温泉が数多くあります。お山の中腹の、丁度有名な酸ヶ湯の反対側に小規模な温泉宿「みちのく深沢温泉」があります。深沢温泉は、ダケカンバとブナに囲まれた、山の中の素朴な温泉です。家族だけで経営しているので、家族的な暖かい雰囲気が溢れ、農閑期には、ひいきの人々が湯治に訪れます。1983年に開業して以来民宿としては30年以上の歴史があり、肩肘を張らない、田舎に帰ってきたようなホッとする感じの温泉です。建物も質素で庶民的です。浴槽には白濁した湯が豊富に掛け流されています。
緑あふれる夏、山吹・黄・紅で染まる秋、静に降り積もる真っ白な雪と青空が眩しい冬、その雪の下で待ち続ける春は、雪解けと同時に淡い色を吹き出します。そんな豊かな自然環境の中にホテル城ヶ倉はあります。ホテルは外国(北欧のロッジ風)の山岳リゾートホテルのようで八甲田に多い湯治旅館とはずいぶん違って都会的な雰囲気です。大浴場は豊かな自然を目前にする全面ガラス張り、八甲田地区で唯一オールシーズン入浴できる露天風呂も囲いが無くブナ大原生林をそれぞれの季節で観賞しながら野趣あふれた入浴が楽しめます。
ニッコウキスゲやワタスゲの群落地として有名な田代平湿原付近は、八甲田連山を囲むように一軒宿が点在しています。何れも深い山間に湧く名湯があり、その入り口に位置する「遊仙」はロッジ風の一軒宿です。八甲田温泉「遊仙」は2つの異なる源泉をもち、八甲田連峰を正面に見る露天風呂には硫黄泉の湯をたたえる。さらさらの湯は美肌効果があると評判で、とくに女性には人気が高いです。広々とした男女別の浴槽の周りにはツツジやブナの木が植えられ新緑のころは実に清々しいです。又夜空に輝く星を眺めながらの湯欲みも格別です。
酸ヶ湯温泉旅館は、青森市の南、十和田湖への途中に並ぶ一軒宿の温泉街道の中心的存在の大型宿です。いくつもの棟が廊下で繋がれ、自炊もさかんです。八甲田山中の標高925mに位置しており、湯治客はもちろん、八甲田山の登山や山岳スキー、十和田湖探勝等の基地として、一年中多くの観光客で賑わいをみせています。この温泉は、三百年の歴史を誇る由緒ある湯治場であり、自慢の総ヒバ造りの千人風呂は、広さ約80坪(26㎡)の浴室に「熱の湯」、「四分六分の湯」「鹿の湯」、「冷の湯」と4種類の浴槽があり、多量に湧出する酸性黄泉が勢いよく注がれてます。様々な効能と豊富な湧出量、五百人を収容できる宿泊機能、そして周囲のすばらしい環境等が認められ、国民保養温泉地第一号に指定されました。
落合温泉は青森県のほぼ中心部に位置していて、十和田湖・八甲田山・弘前城など県内の主要観光地へのアクセスに優れています。浅瀬石川をはさみ板留温泉と向かい合っています。山裾に立ち並ぶひとかたまりの温泉宿は黒石の奥座敷となっています。落合温泉の名の由来は、中野川の落ち合う所から名付けられました。落合温泉のある黒石市はかつて弘前津軽藩の支藩一万石の陣屋町として栄えてきました。黒石市は今も小城下町の町並み風情を残しています。またこの地は多くの詩人や作家を生んでいます。それはこの地の自然豊かな風土に源があるのだと思います。
黒石市から十和田湖に向かう途中の南八甲田の山中に青荷温泉があります。ここはランプの宿として有名な一軒宿の秘湯です。浅瀬石川の支流の青荷川の渓谷にあって、うっそうとした森に囲まれています。温泉の歴史は1931年に青森県の歌人、丹羽洋岳が始め、戦後に企業化されました。70年ほどの歴史ですが、歌人が始めた温泉なので、全体として鄙びた風流さか感じられます。深い山懐に抱かれた一軒宿、豊かな自然に囲まれた渓流沿いの混浴露天風呂が素晴らしいです。大小の自然石に囲まれた岩風呂は谷間に向かって開け、四季折々の眺めが広がります。昼間の眺めも素晴らしいが夜も又お勧めのようです。露天風呂を照らすランプの素朴でほのかな明かりが、幻想的な景色を作りだし、風情たっぷりの入浴を満喫できます。
古遠部温泉は昭和40年代に鉱山開発の試掘で発見されました。歴史はそう古く有りませんが、十分秘湯の雰囲気が漂っています。青森県と秋田県の県境の山の中に位置し、閑静な自然に囲まれて心身共に癒されます。ここの温泉は、温泉通の間では人気が高く、薬湯と言われる程泉質に優れ、また湯量も豊富で毎分500?の大量の源泉がおしげもなく湯船に掛け流されています。湯は赤サビ色で湯船から外の沢に流れ出た様は、まるで噴出したマグマが固まったようにも見えました。
相乗温泉は、碇ヶ関温泉郷の中でも最も南に位置し、青森県と秋田県の県境まで1km足らずの地にあります。矢立峠に近い国道7号線沿いを流れる平川の源流の一つである相乗沢川付近にある一軒宿です。以前温水プールやウォーターコースターを備える温泉レジャー施設が倒産し、ここ数年廃墟になっていましたが、新たに温泉入浴施設として2004年12月に復活したのが相乗温泉です。従って施設は新しく新鮮みがあります。内湯に露天風呂、そして単純温泉と自然湧出の含鉄食塩泉の源泉浴槽を備える、源泉掛け流しの宿です。
青森県の平川市の名称は、旧3町村を流れる岩木川の支流・平川に由来しますが、平川は旧碇ヶ関村と旧平賀町の間で、大鰐町と弘前市も流れています。旧碇ヶ関村と旧平賀町は境界を接していますが、その境界線は山地で道路が通じておらず、従って旧碇ヶ関村地区は実質上の飛地です。花の湯は、弘前から大鰐方向へ向かう国道7号線沿いにあるセンター系の新しい温泉銭湯です。浴室は内湯と露天があり、内湯は10人サイズの湯船が並んだ大浴槽に、ぬる湯、電気風呂、サウナと水風呂等です。2つの大浴槽は手前がやや熱めで、奥はそれに比べると温めという感じになっています。湯口から出るお湯の量がそれぞれ違っているので、それで調整されているようです。露天は6人サイズの浴槽と壺湯があり、湯船がやや浅めでお湯は温めでした。周囲は壁に囲まれて屋根もあるので、開放感が乏しいのが残念です。お湯はほぼ透明で、ほんの少し何かの温泉の香りがあります。
青森県平川市にあるつがる温泉は、豊富な湯量の大浴場は完全かけ流しのあずましい湯っこです。露天風呂は滝風呂と岩風呂の2種類!車がバンバン走る国道沿いにある温泉で、やはりにぎやかである。宿泊施設でもあるが公衆浴場の色も濃いという青森らしい施設です。浴室は、内風呂は大きめの大浴槽が2つに仕切られかけ流しされています。奥に打たせ湯とプール,水風呂,サウナとあり,外には露天風呂があります,滝のように打たせ湯が並んだナイアガラ風露天風呂もあります。大浴槽は,浴槽の右側からそこそこな量がかけ流されているので半循環利用されているのかもしれません。露天風呂はプールのようにぬるめな大きいお風呂と、小さめの露天風呂があり、小さい方がすばらしいです。薄黄色のお湯はしっかりした浴感があり,ふんわりと温泉臭が香り、ツルツル感もあり,このお湯はとても心地よいです。当然このお湯はかけ流されています。
温川温泉は黒石温泉郷の中でも最も十和田湖寄りで浅瀬石川の最上流部にある一軒宿です。国道沿いの駐車場に車を置き反対側の渓流に架かる吊り橋を渡った林の中に宿はあります温川山荘は、木造二階建ての建物の玄関前でワンちゃんのお出迎えがありました。ブナ林に囲まれて雰囲気も森閑としていて川のせせらぎも心地よい環境です。山荘の館内にはヒバ造りの内湯があって、自然湧出・自噴の塩化物泉が豊富に注がれています。温泉は自家源泉で毎分100Lの湯量があります。豊富な湯量といい贅沢な自然の恵みです。木立の中に石組みの混浴露天風呂が有ります。これは平成5年に岩風呂や丸太を組んだ脱衣小屋など、すべてが従業員の手作りで実に味わいがあり好評です。ブナの新緑・紅葉の頃は鮮やかな色が水面に映え野趣たっぷりです。施設の敷地内には小説「宮本武蔵」の作者吉川英治の文学碑も立っていました。ブナの新緑・紅葉の頃は鮮やかな色が水面に映え野趣たっぷりです。
八百年の歴史を持つ大鰐温泉は、古びた銭湯から近代的な旅荘が隣接する街並で、「温故知新」にふれるやすらかな風情があります。平川の清流の傍らに居並ぶ温泉宿は、雑然とした中にも温かな風情を感じさせる佇まいが連なります。ここ川沿いの湯宿を中心に、大鰐の「湯ッコ」は津軽の奥座敷として古くから親しまれて来たいで湯の里です。1895年には奥羽本線大鰐駅が開業した事から温泉場は大勢の湯治客で賑わいました。また娯楽を求める人のために花柳街が栄えたのもこの頃です。肌は雪のように白く、情けの深い津軽芸者は人気が高く、全盛期は芸妓・酌婦ともに、当時としてはかなりの数に及んだといいます。「鰐の湯」は、大鰐町にある日帰り入浴施設です。大鰐温泉を手軽に楽しむことの出来る「鰐の湯」は、木と石をふんだんに使用した浴室は、広くて開放感がある造りで、天然温泉は「塩化物・硫酸塩泉」です。無色透明で肌触りが良く、体の芯からポカポカと温まるいいお湯で、浴後はお肌がスベスベになりました。露天風呂は東屋風な岩風呂です。湯は無色透明の大鰐の湯で、湯口からは高温の源泉がそのまま浴槽投入、高温源泉なので火傷に注意が必要です。
嶽温泉は江戸時代から多くの人々に湯治場として利用されてきました。素朴ないで湯の湧き出る嶽温泉は初夏まで残雪を抱く美しい岩木山の南西麓の標高450mにある風光明媚な温泉地です。山楽は嶽温泉の中で最も古くからある旅館で、湯治場の面影が色濃く肩のこらない雰囲気の宿でした。嶽温泉の中央部に位置し木造二階建ての建物の中に、こけし型の浴槽の内湯があります。混浴の露天風呂は宿の裏手の庭の中に造られています。この露天風呂は「野天100人風呂・津軽の湯っこ」と言われているほど大きくて野趣豊かです。
霊峰・岩木山の南麓に湧く嶽温泉。かつてこの周辺には、狩猟を生活の糧とする「マタギ」と呼ばれる人々が暮らしていました。山を愛し、山を崇め、山の自然とともに生きた彼らの心を、今に伝えてくれるのがここ山のホテルです。山の湯らしい素朴な風情の湯小屋には、天然の青森ヒバがふんだんに使われています。湯船にはやや青みがかった乳白色の湯で、硫黄泉ですが肌あたりがやわらかいと評判の湯です。温泉は二か所、宿泊者専用と外来入浴も可能な浴室とがあり、露天風呂はありません。青森ヒバが天井にも浴槽にもたっぷり使われた風情ある落ち着く浴室ですが、あまり大きくないので4人くらいが同時に入浴するのが限度です。白濁したお湯が常に注いでいます。
岩木山の周辺には多くの温泉が点在しています。百沢温泉郷周辺には、国重要文化財指定の岩木山神社や高照神社があり、史跡めぐりやアフタースキーなど、四季を通じて観光客が訪れます。温泉は、鉄分を含むやや赤っぽい泉質で「熱の湯」としても有名です。百沢温泉は、神社の付近にあって、10軒ほどの温泉旅館がある地域の温泉浴場です。県道から道幅が狭くなった坂を登って行くと、大きな看板が見えて来ます。施設は、結構大きな建物です。坂の上に旅館部を併設していて渡り廊下で繋がれています。浴槽には笹濁りの湯が多量かけ流しされています。
青森県内特に津軽地方に様々温泉があり,「~温泉郷」と名前が付いている所が沢山あります。しかも「~温泉郷」と名前が付いていなくても至る所に温泉があります。そんななかでも弘前市市街地に近くてゆっくりできる温泉と言えば,この桃太郎温泉かなと思います。遠くからでもよくみえる桃太郎が目印です。浴室は体育館のように天井が高く、開放感があります。ちょっと変わっているのは、男女の境に瓦屋根が架かっていることです。そして奥の壁には桃太郎の絵が描かれています。真ん中に20人ほどが浸かれる湯船があり、湯船の真ん中に湯口があり四方に向けて湯がかけ流しになっています。湯は無色透明で適温で、つるつる感があります。外にはコンクリート造りの池のような露天風呂がありますが、かなり浅いものです。こちらは、ぬるめの温泉をかけ流しになっています。
境関温泉きずなの湯は青森県弘前市、津軽平野と岩木山を望む湯量豊富なかけ流しの天然温泉です。従来の施設から少し離れた場所に建て替えられ、2008年12月1日にリニューアルオープンしました。大浴場は大小様々な浴槽があり、それぞれの浴槽から思い切りお湯がかけ流されています。うす黄色透明なお湯は熱めで、とてもフレッシュな浴感がありました。湯口には相変わらず布でできた湯花キャッチャーが備わっており、境関らしさもしっかり残されていました。露天風呂も充実していて、寝湯タイプのものと合わせて露天風呂が2つ備わっていました。舐めると少ししょっぱいです。何らかの温泉臭がありますが、それほど濃いものではありません。
西目屋村には大秋温泉、村いちの湯、白沢温泉の3つの温泉が湧出します。村役場の近くに建つ温泉リゾート「ブナの里 白神館」の大浴場には大秋温泉が引かれています。「村いちの湯」はさらに西の温泉宿泊施設で活用され、白沢地域に湧く白沢温泉も日帰り入浴施設に用いられているそうです。大秋温泉の大浴場は村のひとびとにも開放されており、新館には宿泊者専用展望風呂もあり北の方向に津軽富士「岩木山」を望みながら入浴できます。アクセス便利な温泉で観光客はもとより村民の公衆浴場としても親しまれている。掘削開発により湯量も豊富になり、源泉掛け流しになっている。男女別の浴室は内湯のみで、ジャグジー,寝湯,泡風呂,打たせ湯などがあり、サウナと水風呂も併設されています。微淡緑色を帯びた薄い油臭を伴う源泉が浴槽に注がれています。
不老不死温泉は、美しい海岸線を持つ津軽西海岸の南方にある一軒宿。ここを訪れたら必ず入浴したいのが、波打ち際の露天風呂。ごつごつした岩場に造られた湯船のすぐ横には日本海が広がる絶景のロケーションです。日本海に沈む夕日の写真が雑誌などで紹介されることが多い。ただし日帰り入浴は午後4時までです。波打ち際にある名物「海辺の露天風呂」は、大きな湯船の混浴と小さめの女性専用と2つが並んでいます。開放的で、より海との一体感があるのが混浴風呂です。海辺の露天風呂の湯船は、目の前に水平線が広がり、まるで雄大な海に浸っているかのようで、岩に押し寄せて白く砕ける波の音も心地良いです。湯はぬるめなので、のんびりと長湯をして絶景を満喫できます。
ウェスパ椿山は、夕陽が見れる公共温泉の本州北限にあります。当然夕陽が見える所ですから、それは日本海側になります。ここの自慢は、天然温泉のドーム型開閉式展望露天風呂です。昼は日本海のキラメキと椿山の岬の絶景を、夜はドラマチックに水平線に沈む夕陽や漁り火を眺めながらの温泉気分は、それは何とも云えない快楽感が味わえます。
みちのく温泉は青森県深浦町にある温泉です。希少な二酸化炭素泉で遊離二酸化炭素含有量が国内1位、世界でも類を見ないほどの炭酸濃度の高さで知られています。大きな庭園には大きな木造の水舎と茅葺屋根の小屋があり、その他に馬小屋のようなものもあります。ここみちのく温泉は敷地が大変広く、全部を歩いて周ろうとすると相当時間がかかりそうです。湯口からは熱めの湯が注がれており、飲んでみると塩辛く、湯船は析出物で抹茶色に染まっています。内湯から出ると小さな露天風呂があります。内湯からの廃湯が露天風呂へと注がれている為、露天風呂はぬるめで少し鮮度が落ちます。露天風呂は特に内側の析出物が見事です。ここからの景色はすばらしく海と大地が望めのんびりとした気分にひたれる。なんといっても珍しいのは露天風呂の目の前には五能線が通っており電車が温泉に浸かっている目の前を通り過ぎていく。これは微妙に恥ずかしいですが、日本海に沈む夕日と列車を眺めながら入浴する魅力が勝ります。
鰺ヶ沢温泉は、昭和18年にボーリングによって30万年前の海水が湧出した温泉です。津軽氏発祥の地として知られ、江戸時代には米の積み出し港および北前船の寄港地として、城下町の弘前に次ぐ賑わいを見せていました。海辺ののどかな田舎町にあるカジュアルな温泉旅館です。芝生の中庭を囲むように建つ低層の和風建築で、囲炉裏と切り株のスツールを配した田舎家風のロビーは素朴で温かみのある雰囲気です。鯵ヶ沢は、魚礁豊かな日本海に面している事から漁業がさかんで、背後には世界自然遺産に登録された「白神山地」が構え四季を通して自然を満喫出来ます。
青森県鯵ヶ沢町といえば、白神山地のすぐふもとにあり、弘前ねぶたで有名な弘前市とも隣り合わせ。北側は日本海、南側は白神山地。海も山も持ち合わせています。鯵ヶ沢高原温泉は、津軽平野と日本海を望むことができる大浴場は、大きな窓があり、見晴らし抜群。露天風呂も完備しており、天気が良ければ日中には北海道、夜は日本海の漁火と夜景を眺める事ができます。「ロックウッド・ホテル」&「スパ」からの日本海を一望する絶景は、露天風呂からだけではなく、大きな窓がある屋内大浴場からも眺められます。この温泉から望む四季折々の美しい津軽の景色と、岩木山から湧き出る多くのミネラルを含む天然温泉水は、アクティビティー後の身体を癒してくます。お風呂は2階に内湯と露天風呂があります。露天風呂の湯船にカルシウムの白い析出が程々に付き、肌をチクチクと刺激します。お湯は無色透明のさっぱりしたもので、ツルツルする感触があります。
五所川原温泉は、その泉質により日本温泉百選に選ばれたところもあるほど泉質は良好です。塩化物質がほとんどですが、身体の温まる「熱の湯」で、市街地の共同浴場も多いですが、それゆえ手軽に低料金で温泉が楽しめます。国道339号を金木方面へ進み,旧十川を渡って左へ曲がり路沿いに進むとあります。外見はセパレート方式のラブホテルのような造りをしています。シンプルな浴室ですが、浴室内の壁になぜかテレビがあり,湯船に浸かりながらテレビを見る事が出来るようになっています。露天風呂は熱い源泉をそのまま注がせています。