温泉三昧35



 

桂浜は、高知県高知市浦戸に位置し太平洋に臨む海岸で、土佐民謡「よさこい節」にも詠われ、そして太平洋を望んで立つ坂本龍馬の銅像がある浜辺は、高知を代表する名所の一つとして知られています。桂浜荘は坂本龍馬記念館のすぐそばにあり、「坂本龍馬像」まで徒歩10分。太平洋と浦戸湾を一望できる高台に位置しています。桂浜荘は、長宗我部元親の浦戸城跡に建つ国民宿舎で、全客室から太平洋が眺められ,展望風呂からは桂浜を望むことができます。また,旬の時期にはかつおの藁焼き体験も行っています。国民宿舎とは、自然環境が優れた地に建てられた宿泊施設で、地方公共団体が運営するもので、「桂浜荘」も高知市の運営となっている。高知市国民宿舎桂浜荘は桂浜公園内の丘に位置しているホテルで、太平洋や桂浜を一望できます。海沿いにあることから、桂浜へ散歩に出かけることができ心地よい潮風を感じられます。

 

高知市より国道55号線を東に約30㎞のところに位置する「よさこい温泉」は琴ヶ浜と美しい太平洋の景色を見下ろす高台に建つ、総合リゾートホテル「土佐ロイヤルホテル」に湧く温泉です。地下1000mから湧出される湯は、高知の「よさこい祭」にちなみ名付けられました。付近には言わずと知れた幕末維新の英雄、坂本龍馬の生涯を紹介した「創造広場アクトランド内龍馬歴史館」や、龍馬の妻おりょうとその妹である君江の像などの、観光名所も点在します。 龍馬ゆかりの地をゆっくりと散策した後は、美しい景色を眺めながら温泉に浸かり、龍馬が生きた激動の時代に思いを馳せるのも一興です。南国土佐の熱い心意気を思わせる湯に浸かれば、ぽかぽかと身も心も芯まで温まります。「よさこい温泉露天風呂」が満喫できます。広々とした露天風呂の一角には、洞窟湯や壺湯も設けられています。泉質は、体がぽかぽかとよく温まるナトリウム-塩化物泉で、他に海洋深層水を利用した露天風呂もあります。

 

シレスト「むろと」は、室戸海洋深層水を利用した健康増進施設です。高知県室戸市室戸岬の近くに在るシレスト「むろと」では、室戸岬東側の陸棚斜面で水深700m~1,000mから湧昇してきた水を、取水施設「アクアファーム」の水深374mに設置した取水口より取水しています。約34℃と、体温に近く身体に負担のかからない不体感温度に設定し、ヨーロッパに古くから伝わるタラソテラピーを取り入れた健康増進施設の、あんまを応用した独自の水圧式マッサージノズルがある温水プールや、露天風呂、フィンランドサウナ、外気浴ホットタブ、足湯などの施設と、高知大医学部との連携による水中運動を取り入れた水中運動プログラムなどがあり、リラックスし、楽しみながら健康を目指せるスポットとして地元の人々をはじめ、高知県外からも多くの人が訪れます。館内は、裸で入るお風呂ゾーンと水着で入るプールゾーンに分かれています。お風呂ゾーンは露天風呂と内湯、洗い場のみのシンプルな造りです。露天風呂は男湯が岩風呂、女湯が檜風呂となっていて、室戸海洋深層水100%のお風呂が楽しめまます。室戸海洋深層水は、つるつるスベスベのお肌になると好評です。

 

四万十川の高台に建つリゾートタイプのホテル、「自然に帰る、自分に還る」をコンセプトに建物は石、漆喰、焼き杉等自然な建材で設計されています。宿の周囲は深い森林に囲まれており、朝は小鳥のさえずりで目を覚ますことができる自然いっぱいの宿です。四万十町は、日本でも美しい川として有名な四国の四万十は、遊覧船もありカヌー体験などのアクティビティも盛んなため観光地として有名です。自然にあふれている土地のためキャンパーにも人気があるスポットです。四万十の川で取れた彩鮎やうなぎの料理も有名です。瀬戸内海、太平洋でとれた新鮮な魚も堪能できます。そんなレジャーも体験もできる観光地なのです。「四万十いやしの湯」には、2種類の内風呂、海水露天風呂、水風呂及びサウナが男女それぞれの浴場できます。温泉のお湯は四万十市の「新安並温泉」より定期的に運搬してきており、海水を沸かした露天風呂は近隣では珍しく、ご好評です。

 

ホテル松葉川温泉は、高知県の四万十町にある山里の温泉です。 四万十川支流の清らかな渓流と美しい広葉樹の森、そして良質の温泉に恵まれ隠れた名湯として知られています。江戸時代には霊泉として知られていた四万十源流の日野地川渓谷に湧く。四国一の泉質を誇り、温泉浴による効能も幅広い。宿は山深い渓谷に建つ「ホテル松葉川温泉」一軒のみです。浴室内の一番奥に8名サイズの内湯浴槽があります。段々畑のような形状の湯口からやや熱めで無色透明のお湯が流れ込んでいます。ややヌルヌル・ヌメヌメとした感触には温泉らしさを感じさせます。側にある3~4名サイズの小浴槽の方は、「四万十の湧水」とのパネルがあったから非温泉の沸かし湯のようです。露天風呂は、御影石と岩を組み合わせた10名サイズの四角い浴槽が屋根付きであります。視界を遮る目隠しの塀などは最小限に抑えられ、渓谷が見えるようになっています。お湯はこちらも無色透明で、お湯の中で微細な泡が行き場を求めて漂っている様が見受けられ、ときどき腕などに泡が付くことがあります。景色もいいし、長湯できそうな露天でした。

 

黒潮本陣の眼前に拡がる太平洋・久礼湾、良く晴れた厳冬の朝、この久礼湾で幻想的な光景が見られます。久礼湾に注ぎ込む久礼川の水面で、冷え込んだ空気に較べ暖かい水面から蒸気霧(川霧)が発生します。その川霧は北西風によって運ばれ久礼港を経て久礼湾に入り、その後沖に向かって拡散していきます。中土佐町は、鰹の一本釣りの町です。早春の3月ごろ沖縄沖にやってきて、土佐沖には、4月初旬から7月にかけて姿を見せます。これを、「上り鰹」あ或いは「初鰹」と呼びます。そんな太平洋の海原を一望できる位置に黒潮本陣があります。温泉は、白御影石風呂と錆石風呂の2種類の浴場はどちらも冷泉を使用し、1日ごとの男女入れ替え制で楽しむことができます。名物の露天風呂「汐湯」は、太平洋の海水を沸かした湯で、土佐十景の一つに数えられる「双名島」などを眺めながら入浴できます。

 

おたかラッコの湯 御寶言泉は、阿波の国小松島市の国道沿いにある日帰り温泉施設です。徳島県内では珍しい掛け流しで天然温泉を使用している施設です。地下800mより汲み上げる源泉は塩化ナトリウムを多く含み、ぬるぬるとした肌触りが特徴です。開業当初の灰白色からある時期を境に赤茶色に変化した珍しいお湯です。泉質は塩化ナトリウムを多く含み、ぬるぬるとした肌触りが特徴です。金長狸で有名な地ですが、なぜかラッコがトレードマークになっています。露天風呂、サウナ、天降石の岩盤浴などがあります。源泉温度が低いため加温していますが、燃料にタイヤチップを使用しているそうです。露天風呂は掛流しで、濁りと若干のすべすべ感があり、源泉由来の香りもあります。露天風呂の壁には大きなテレビが設置してあり、湯温もそう高くないので長湯できます。

 

「あらたえ」とは麻織物のことです。「古語拾遺」によれば、神武天皇は天富命に命じて、阿波忌部氏の祖神・天日鷲命の孫たちを率いて阿波の国へ渡り、穀・麻の苗を植えさせたと記されています、吉野川市が誕生したことによって消えてしまった「麻植郡」という郡名も、このことに由来するとされています。この頃より中世まで、天皇の代がわりごとに、阿波忌部氏が大嘗祭に際して「あらたえ」を献上していました。この伝承から命名した「あらたえの湯」は、古代の海水などが何千年の時を経て濃縮されてきたと考えられている、成分濃度の非常に高い温泉です。「鳴門天然温泉あらたえの湯」は、露天風呂や炭酸風呂、浅風呂、壺風呂、電気風呂、ロウリュサウナなど多様なスパを備える大浴場をメインに、小鳴門海峡の美景を臨むレジャー性の高い複合温浴施設となっており、2階の露天風呂からは、ボートレース鳴門の競走コースを見渡すことができます。地下800mから汲み上げた湯は、古代の海水などが濃縮された濃度の高い温泉です。源泉掛け流しは露天のひとつのみで、あとは沸かし風呂です。うすい茶色で、あたりの弱目の感じの温泉で、匂いもしません。

 

アオアヲナルトリゾートは、渦潮の町鳴門の瀬戸内海国立公園内に位置する四国のエントランス徳島を代表する南欧風リゾートホテルです。鳴門海峡にかかる大鳴門橋を一望出来ます。鳴門海峡は、淡路島側の門崎と四国側の孫崎とを結ぶ海峡最狭部の幅は約1.4kmで、「中瀬」と呼ぶ浅瀬と裸島の間の深さは約90mである。この最狭部の北側には深さ200m、南側には深さ140mの海釜と呼ばれる深みがある。海峡を挟む播磨灘と紀伊水道の間の潮時差がほぼ正反対で、両水域の潮位差は大潮の時で1.5mにも及ぶことから、最大流速は20km/hになる。これは日本国内で最も速い潮流です。有名な鳴門の渦潮はこの最狭部の下流側に現れ、大きいものでは直径15mにもなります。美人湯で有名な鳴門温泉のお風呂は4種類あります。特に展望風呂は、瀬戸内海が一望できる8階建の建物の屋上にあり、贅沢なひと時を過ごせます。湯は1120mの大深度掘削によって、塩分が濃いナトリウム・塩化物泉を汲み上げています。

 

小豆島をはじめ静かな瀬戸内海を一望できる海岸壁にひときわ目立つ近代的デザインの建物は、東かがわ市が建設した複合型温泉宿泊施設です。内部は世界最高水準という音響設備は映画館など、イベントホールとして市民に開放されています。日帰りで利用できる温泉もあってかなり充実しています。建物2階にある浴室は隣にレストランや休憩室、仮眠室なども併設されたかなりの充実感があり、日帰り入浴客も存分に楽しめる構造となっています。大型帆船を意味する「ベッセル」の名前のとおり、海に向かって出航する船の形をした温泉施設は、多彩な風呂と充実した設備が魅力です。海側に配置された浴室は窓越しに島を浮かべた瀬戸内海が眼下に広がります。湯船は「白泡美人」の湯をはじめ多岐にわたる種類が装備されています。無色透明な湯が満たされていますが循環加温式です。僅かに滅菌薬剤による塩素の臭いが感じます。露天風呂エリアからは瀬戸内海を全面に望むオーシャンビューで、夕焼けと共に辺りは夜景へと景色を変えます。

 

「庵治温泉海野やどり」は、三方を瀬戸内海に囲まれる位置にあります。手前には源平合戦ゆかりの島々、その向こうにはオリーブ薫る小豆島があり、その景観は日本のエーゲ海と称される美しい情景を望めます。内海である瀬戸内の海は穏やかでそれを眺めていると、しばし時の流れを忘れれてしまいます。「海のやどり」は、三方を囲む青い瀬戸内の海と、四国最北端の温泉と露天風呂の宿です。源泉水は、昔から庵治半島を形作る岩盤の地下深くに封じ込められた水が長い時間をかけ、源泉成分となる様々な化学物質が溶け込んで生成されました。温浴効果にも優れ、入浴後は湯冷めしにくく心地よい保湿効果も期待できます。内湯は、変形三角の湯船には無色透明のお湯が満々と張られています。掛け湯をし、体を湯に沈めると塩素系消毒臭を感じました。源泉温度が低いので、循環ろ過加温され、公衆浴場法に基づく消毒が施されています。泉質は単純放射能泉で体感できる特徴はありません。

 

丸亀と言えば四国、四国と言えば御饂飩です。その御饂飩の本場の香川県丸亀市に「丸亀ぽかぽか温泉」はあります。国道438号線から丸亀駅を目指して行くと看板があります。一見パチンコ屋と勘違いしそうな看板です。丸亀ぽかぽか温泉は昔懐かしい昭和の銭湯を思い起こさせる温泉施設です。その泉質が温泉と呼ぶに相応しい本格的な物なのです。それもその筈、治療効果があると御墨付きをもらった御湯だけが謳える「療養泉」なのです。神経痛・筋肉痛・関節痛から様々な病状を治癒するのです。療養泉の表示をしている「スーパー銭湯」はそうそうありません。その療養泉の泉質表示は「弱アルカリ性低張性冷鉱泉」となってます。浴槽は本当にジワ~ッと来ます。血の巡りがドンドンドンドン良くなって行く感じです。他にもエステバス・ローリングバス・うきうき風呂などのジェット水流系の風呂は勿論のこと、サウナ・塩サウナもあります。露天風呂は小さめで、浴場の真ん中に吹き抜けがあり、その吹き抜けに露天風呂があるので、露天風呂か内湯かあまり区別つかない感じです。

 

「大江戸温泉物語ホテルレオマの森」は、名前の通り、アトラクションやパレードなどが楽しめる、NEWレオマワールドのオフィシャルホテルです。天然温泉「森の湯」や、バイキングが人気の「ホテルレオマの森」は日帰りでも利用可能です。温泉では広々とした露天風呂やサウナ、高濃度炭酸泉、自然薬草湯、屋内温水プールなど多彩に楽しめます。「天然温泉森の湯」は、その名の通り森に囲まれた温泉です。澄んだ空気と、温かいお湯が日頃の疲れを癒してくれます。24時まで利用できますので、昼と夜でまた違った雰囲気を味わう事ができます。露天風呂や水着で入れる混浴風呂、温水プールなどもあります。小鳥がさえずる露天風呂は自然の景観が楽しめ、3種の温度が楽しめる室内風呂、さらに中温浴槽では備長炭のより滑らかな肌触りが堪能できます。

 

観音寺市といえば「寛永通宝」と言われるほど、市内で一番人気がある観光スポットです。有明浜の白砂に描かれたこの砂絵、その大きさはなんと、東西122m、南北90m、周囲345mもあります。一般には、寛永10年(1633年)に藩主、生駒高俊公を歓迎するために一夜にして作られたと言われており、この砂絵を見れば健康で長生きし、お金に不自由しないと伝えられています。琴弾公園内の山頂展望台から見るのもおすすめですが、地上から見るとさらにその大きさが体感できます。琴弾回廊は、その公園の近くにある日帰り天然温泉です。解放感たっぷりの外湯と内湯あわせて8つのお風呂があり、とくに夕日と海の景観を楽しめる野天風呂は最高です。目の前に広がる有明浜から、地中を通してろ過された海水を利用した「潮風呂」、1200年前のお風呂を再現した「釜風呂」をはじめ、泡沫浴風呂、古代檜漆風呂など、多種多様な温泉が楽しめます。

 

西条インターをおりて国道11号線を市内に向かって約5分、パチンコロッキーの敷地内に天然温泉が誕生があります。地下1005mから湧き出る35度の源泉は、食塩泉で保温効果が優れています。温泉は6種類の浴槽がり、別名「熱の湯」と言われる保温効果にすぐれ体の芯まで温まり湯冷めしにくい温泉です。血液の循環を促進させ殺菌力が強くて痛みをやわらげる鎮静効果があります。マッサージ効果のある「マグナムバス(ジェット水流)」や源泉そのままの露天風呂、厳選された漢方を処方した漢方薬湯といった、バラエティ豊かなスパ体験ができる。内湯は大きめ浴槽です。お湯はラサラで無臭でした。鉄分を多く含んだ源泉は茶褐色で、体の芯から暖まり心も体も癒されます。

 

加藤清正は、清正公として神格化され、子どもの守り神となって庶民に崇拝されていた明治に、この地の祖先が熊本より御神体を持ち帰り、現在の場所に祠を建立しました。ある日、『加藤清正』が夢枕に立ち、そのお告げにより掘ってみると、良質の温泉が湧き出ました。子どもの守り神である清正公らしい褒美だと思い、命名しました。内風呂は、天井が高く窓が大きいので、朝の光が差し込みとても気分がいいです。寝湯は、水圧で心臓に負担がかからない様に工夫されています。竹林の中で時間を忘れゆっくりと過ごせる温泉施設がたくさんあります。木や石を使った露天風呂や備長炭サウナ、仮眠が取れる静眠庵などがあり、日々の疲れをリフレッシュすることができます。露天風呂は、成分を損ねることなく効能が得られるよう、湯元から直接源泉を入れています。また、温度差を感じないように、浴槽を床暖房で暖めるという方式を採用しています。竹庭清正の湯は、その名の通り竹林に囲まれた温泉です。露天風呂は二つあって、正に竹庭に囲まれていてとてもリラックスできます。

 

道後温泉は四国・愛媛県松山市に湧出する温泉です。日本三古湯の一といわれ、その存在は古代から知られています。古名を「にきたつ」といい、万葉集巻一に見られます。なおかつてはこの周辺が温泉郡と呼ばれていましたが、これはこの温泉にちなむ地名です。伊予国という名前も湯国が転じたものという説があります。道後温泉は、「日本書紀」にも登場するわが国最古の温泉です。道後温泉のシンボル「道後温泉本館」は、どっしりとした構えの本館上の振鷺閣には伝説の白鷺を据え、また毎朝6時に太鼓の音で開館を告げるなど、歴史ある温泉情緒をかもしだしています。石造りの浴室に砥部焼の陶板画が飾られ、大きな円柱形の「湯釜」と呼ばれる湯口が鎮座する浴槽は、道後温泉本館の独特な雰囲気を作り出しています。浴室は男湯2室、女湯1室で、女湯の浴槽中央には道後温泉の伝説に登場する大国主命と少彦名命の像が立っています。

 

松山観光の拠点に最適な「道後温泉本館」の前に位置する花「ゆづき」は、リゾートホテル風のモダンな佇まいと和風旅館のもてなしが溶け合った寛ぎの湯宿です。最上階の展望露天風呂からは、松山市街の幻想的な夜景や山々を一望できます。肌あたりやわらかなアルカリ性単純温泉の湯は「あつ湯」と「ぬる湯」があり、ゆっくり浸かりたい場合は、ぬるめの湯に入る事をおすすめします。入れば分かりますが、熱い方は結構熱いのです。そんな訳で気ままに湯浴みを愉しめるのが嬉しいです。3,000年前から絶えず湧き出でる日本最古の名湯に身を委ね、古に想いを馳せながら開放感あふれる湯浴みを満喫できます。大浴場より一歩足を踏み出せば当館自慢の屋上露天風呂があります。結構おおきな露天風呂からは、眼下に広がる道後や松山の街並みを一望でき、夕焼け・夜景・星空など、時間によって様々な表情を見せてくれます。

 

愛媛県西部にある柚木は、肱川の中流にありキャンプや川下りが楽しめる水の美しい里です。「大洲臥龍の湯」には、緑豊かな山並みを眺めながら入浴できる露天風呂と内湯があります。大洲の風物詩である肱川の鵜飼や、芋炊きなどが行われる肱川を一望できる臥龍の淵にある温泉です。広々とした大浴場に加えて肱川の清流、冨士山、臥龍山荘も一望できる露天風呂もあり、大洲の大自然を感じながらゆっくり温泉を楽しめます。浴室は2階にあり、男女湯の入口があります。左は冨士山の景色を堪能できる浴場、右は裏山の自然を鑑賞できる浴場です。定期的に男女湯が入れ替わります。どちらにも大浴場とサウナ、野外に露天風呂と歩行湯があります。浴室の広さも適切で、天井は高く、床は丸みのある御影石、側壁下部も御影石で地味ですが開放感と落ち着いた浴室です。天然温泉は「アルカリ性冷鉱泉」で、肌が少しスベスベする浴感が感じられます。露天風呂は東屋風になっており、湯船に浸かりながら周りの山々を見渡すことができます。

 

松山自動車道終点の宇和島北ICから南に伸びる高規格道路の宇和島道路は、実質上、無料の高速道路のような道ですが、その宇和島道路の津島高田ICを降りてすぐの場所に本駅「津島やすらぎの里」があります。 本駅は熱田温泉をメインとする道の駅で、宇和島市の市街地から近いこと、そして無料高速道路の恩恵により賑わっています。 温泉は、大きな内湯、岩風呂と檜風呂の2種類の露天温泉、ジャグジー、マッサージ風呂、塩サウナ、ドライサウナがあります。そして最大の特徴は露天温泉から見る景色で、山肌が目の前まで迫り、晩秋には美しい紅葉を楽しむ事が出来ます。泉質は美肌効果があると言われる炭酸水素塩泉で、低張性の弱アルカリ温泉でゆっくりと湯に浸かるのに適した温泉です。

 

足摺岬から大月町、宿毛市を越えると、もう愛媛県です。愛南町は広い愛媛県の中でも屈指の人柄の良い土地です。最も別に東予や中予には悪い奴が多いとは誰も言ってはいないですが!とにかく暖かい心にあふれたのんびりとした土地柄です。この愛南の市街地から霊峰篠山に向かって山道を10kmほど上ると、癒しの温泉として地域から絶大な支持を得ている「山出温泉」があります。とにかくこのあたりの人やこのあたり出身の人に最寄の温泉を聞くと、みながみな胸を張ってここを薦めます。何がそんなに評判なんだろうと行ってみると、なんと天守閣のある立派なお城風の建物なのです。人気の理由は温泉だけではありません。なんと近くには清流が流れており夏は川で遊び放題。お腹が空いたら地元野菜たっぷりのバイキングが堪能できる、まさに自然と一体になったレジャー施設なのです。温泉は、「惠湯」と「有卦(うかけ)湯」の2つの大浴場と家族風呂があり、源泉掛け流しになっています。大浴場は大きな内風呂があるだけのシンプルなお風呂でした。