三石温泉は苫小牧市の南東方面に位置する新ひだか町三石の温泉地で、浦河国道(国道235号)と太平洋の間に三石昆布温泉蔵三が建ちます。道の駅三石に隣接し、近くには三石海浜公園があり、海水浴ができる他、三石海浜公園オートキャンプ場やバンガローがあります。国道を挟んで向かい側には明治牧場があり、競走馬やポニーが放牧されていました。残念ながら、この近くには独立した飲食店やコンビニはありません。浴場には露天風呂が1つ、内湯が2つ、ジャグジーが1つ、水風呂とサウナが1つずつ。細長い浴場はそれほど大きくはありませんが、大きな窓があるので、太陽が燦々と降り注ぎ、とても気持ちが良い空間です。
「妹背牛温泉ペペル」は、1993年に開業した温泉施設です。地下1500mから汲み上げた源泉を掛け流しで使用しています。もえぎ色の炭酸水素を含んだ塩化物質の湯は、湯上がり後肌をツルツルにしてくれます。日本庭園風の露天風呂が魅力です。ペペルとはアイヌ語の“PE”(ぺ)「水」と“PERU”(ペル)「泉」を表すこの温泉を永く愛していただきたい!そうした願いから、明るく和やかなネーミング「ペペル」としました。豊富で良質な純天然温泉を加温・加水することなく、平成5年の開業以来「源泉かけ流し」の温泉として愛されています。庭園を眺めながらの露天風呂は、疲れた心と身体が癒されます。
昭和3年8月17日に幌新部落で行われる観音講に行く途中、清水がこんこんと湧いているの見つけ、暑い日だったのですくって飲んでみると、身も心も清々しくなったとのこと。この話を聞いた人々は「観音講の日に清水が見つかったのは観音様の霊水に相違ない。」と信じ、病にかかると、この「奇跡の水」を飲むようになりました。沼田町は、北海道でとても珍しいゲンジボタルが生息しており、7月中旬~8月上旬には星のように光るホタルが見られます。ここ「ほろしん温泉」には、蛍の成育所が整備されています。温泉は硫黄の匂いがし、飲用すると糖尿病に効くとの事です。
いとう温泉は、噴煙たなびく恵庭岳のふもと、支笏湖の北岸にひっそりと建つ一連宿です。建物の下から自噴する湯は、レトロな内湯と湖に面した露天風呂に、源泉そのままかけ流しで利用されています。露天風呂は、湖の水際に岩を積み上げた野趣あふれる造りです。湯船から対岸を望むと、風不死岳や樽前山の山並みが静かな湖面に美しく映えています。美しく勇壮な大自然の営みを体感出来る秘湯で、麗しき湖畔にたたずむ、眺望が自慢の宿でした。
丸駒温泉旅館は、真正面に支笏湖の美しい水面が拡がる湖畔の素敵な一軒宿です。開業は大正四年(1915年)で、豊かな木立の中にひっそりと建っています。底から温泉が湧く天然露天風呂は支笏湖とつながっていて、水位も一緒に変化します。水位が下がると寝そべって、水位が上がると爪先立ちになることも。支笏湖と一体となったような野趣あふれる秘湯です。支笏湖越しに樽前山や風不死岳の眺めが見事です。華やかな対岸の支笏湖温泉とは対照的に周りは閑静な雰囲気に包まれ癒しの環境として申し分ありません。
大型の近代的温泉ホテルがひしめく登別温泉街から車で5分、民宿風の小さな温泉旅館が点在する閑静な温泉地です。大温泉地の近くには必ずと言ってよいほど、穴場の温泉地があるものです。旅館四季もそのような温泉でした。四季の温泉は大湯沼から引湯しています。源泉が高温なので延々5kmもパイプで引いてきてもまだ十分熱いです。こじんまりした温泉施設ですが、硫化水素臭のする乳白色の温泉は心地よいです。
太平洋の海辺からわずか7kmほど、標高200mの谷間にある登別温泉は、全国的に知られる一大温泉地です。古くは湯治場として利用され明治末期に日露戦争の傷病兵保養地として指定を受けた事で全国的に名が拡がり、温泉街として発展をとげてきました。新千歳空港から一時間弱というアクセスの良さもあって、北海道を代表する温泉郷となっています。石水亭は登別温泉街の最奥に位置し、原生林に囲まれた高台の大湯沼川沿いの道路に面して建っています。登別温泉は、11種類もの異なる泉質が湧き、泉温は高く、湯量も豊富なのが最大の特徴で、「温泉のデパート」とも言われています。
北湯沢温泉は、支笏湖と洞爺湖を結ぶ国道453号線沿いのやや洞爺湖寄りに位置し、長流川の川底から濃い湯煙を上げています。最近めっきり目にすることが少なくなった、白く、もうもうと立ち上げる湯煙は自然湧出泉の証です。「白絹の糸」と呼ばれる長流川の清流は澄みわたり、ニジマス釣りのメッカでもあります。北湯沢温泉の発見は、明治30年(1897年)泉質の良さと湯量の豊富さは北海道屈指のもので、そして閑かな佇まいを維持しています。「かわせみ」は、なかでも鄙びた温泉宿です。ji3が入浴した温泉の中でも、お気に入りに入れたい温泉でした。
虎杖浜温泉は、白老牛とアイヌコタンで知られる白老町郊外から登別にかけての国道36号線沿いにあります。温泉名の由来は、昔この一帯に「イタドリ(虎杖)」が繁っていたことによります。もともと虎杖浜は漁業の町でした。1963年に60本もの温泉が次々と湧出し、小さな温泉宿が開業し始めました。虎杖浜温泉の特徴は海岸沿いに湧くだけに食塩泉が多いことと湯量が豊富なことです。現在では100本もの源泉があるというから驚きです。ホテル「ほくよう」は、目前に太平洋後ろには樽前山の山並みを背負い、簡素な佇まいながら、約300坪もある大露天風呂を持つ人気の宿です。
洞爺湖温泉は、1917年三松政夫、杉山晴巳、安西岩吉の3人が、湖畔で43℃の源泉を発見した事に始まります。1910年の、有珠山の噴火により誕生したものと考えられます。開湯当時は「床丹温泉」と呼ばれていました。洞爺湖で、「お風呂の遊園地」「宇宙一大浴場」のキャッチフレーズで、昭和の時代から愛されてきたのが「洞爺サンパレスリゾート&スパ」です。洞爺の湖面と一体感が楽しめるアンフィニティ温泉としては勿論、浅瀬から25メートルプールに繋がる大きな波のでるプールは、家族連れやカップルにも人気です。
噴火湾を望む風光明媚な土地柄にたたずむ豊浦町、有珠山噴火の時には、近隣の虻田町や洞爺村から避難してきた多くの人々を受け入れた心温かい土地柄です。そんなまちの温泉施設は遊び心がいっぱいで、入り江に停泊する豪華客船のような感じです。噴火湾に臨む夕日と潮騒のリズムを楽しみながらおおらかに、ゆったりとくつろげる天然温泉です。大きな客船のような外観の大浴場は、和風と洋風の2つのデザインで、しおさいの音を聴きながら目の前に広がる大きな海を眺めて入るお風呂はとても贅沢です。噴火湾を望む風光明媚な土地柄にたたずむ豊浦町、有珠山噴火の時には、近隣の虻田町や洞爺村から避難してきた多くの人々を受け入れた心温かい土地柄です。そんなまちの温泉施設は遊び心がいっぱいで、入り江に停泊する豪華客船のような感じです。
狩場茂津多道立自然公園は、渡島半島北部の日本海側に位置し、寿都町、島牧村、瀬棚町の2町1村にまたがっています。道南の最高峰狩場山の山岳景観、寿都の弁慶岬から北檜山の水垂岬に至る茂津多岬を中心とした海岸地域と、特殊な植物分布を特色とする大平山地域の一部を含み、総面積は22,647haで、1972年(昭和47年)に道立自然公園に指定されています。これらの海岸は種々の火山岩類よりなり、荒々しい海蝕地形を呈し、特に茂津多岬、瀬棚の三本杉、太櫓海岸などはその景観の美を誇っています。茂津多海岸温泉は、日本海の荒波が打ち寄せる、島牧村栄浜の少し高台に建つ、昭和51年に開業した木造平屋建ての温泉旅館で、日本海を望みながらの入浴が楽しめ、特に露天風呂から見る夕日は絶景です。日本有数の天然ラジウム温泉です。
ニセコ湯本温泉は、ニセコ連峰の真ん中当たりに位置し、チセヌプリの南麓で五色温泉とほぼ同じ標高560mの高原に湧く温泉です。開湯はニセコ温泉郷の中でも古く、明治18年(1885)です。湯元は、絶えず熱湯がもうもうと湯煙を上げている近くの「大湯沼」でその様子は壮観です。いかにも山の湯らしい自然湧出の硫黄泉で湯量にも恵まれています。国民宿舎「雪秩父」は、ニセコセヌプリスキー場の麓に建つ露天風呂が自慢の施設です。ここの硫黄泉は湯の花が多いのも特色です。「美白」効果が期待される硫黄を含んだこの湯の花泥パックが好評です。但し泥パックが出来るのは5月~10月だそうです。
ニセコ新見温泉は、明治末から万病に効くと言われてきた、ニセコ連峰目国内岳の南東麓に位置している昔からの温泉場です。岩内方面からだと道道268号線に入り新見峠の手前に位置していますが、冬季閉鎖の道路で蘭越町方面からのアクセスとなり、かなり遠回りです。新見温泉は、ひっそりと高原に湧き、周囲は白樺・ナナカマドなどの雑木林に囲まれています。湯は明治42年(1909)に新見直太郎が発見しました。今でもこの近辺の施設は新見一族が営んでいます。自然湧出の醸成されたまろやかな名湯は、泉量にも恵まれ、ここニセコの空気のように澄んでいます。
ニセコ黄金温泉は1軒だけポツンと建った日帰り温泉施設。建物は畑に囲まれ、80歳近い林さんご夫婦が経営しています。元々は農家で、農業用に掘削したら温泉が湧きだし、自宅の敷地に手作りの温泉施設を作っちゃったそうです。全て自前で作ったというから驚きます。そんなニセコ黄金温泉は開放感に溢れる半混浴露天風呂と源泉掛け流しのお湯が有名です。それらを求めて多くの温泉ファンが訪れることでも知られています。浴場には内湯が1つ、大きい露天風呂が1つ、小さい露天寝湯が1つ、露天壺湯が2つあります。温泉は酸化して、混濁の黄土色に変化しているので、丁度いい感じで身体を隠すことができます。温泉はぬるく、長湯に最適で、何も考えずにボーっと羊蹄山を眺めているのは至福の時間です。
雄大なニセコ連山の眺望、景観、静寂の宿で、付近においての行楽、各種スポーツ(アウトドアー、ゴルフ、スキー等)、登山、湖沼地帯の探勝を親しみ楽しむ事が出来る基地です。又、ニセコ山系唯一の温泉地でもあります。大きな庭園露天風呂と2本の源泉を有する温泉は、天然保湿成分「メタケイ酸」を豊富に含み「若返りの湯」と呼ばれています。露天風呂はニセコ昆布温泉で最大級。木々に囲まれ、広々とした温泉でひとまわり大きな開放感に包まれます。赤褐色の温泉は、浴用効果はもちろん、飲用として様々な効能を発揮すると言われてます。大露天風呂は、混浴で湯浴衣もあって安心して楽しめます。
羊蹄山から尻別川を挟んだ西側、雄大な峰々が美しく並ぶ緑豊かなニセコ高原南麓に広がる温泉地は、古くから「ニセコ・アンヌプリ(峡谷に寄りかかった山)」と呼ばれていたことから名付けられたという標高約1,308mの主峰、ニセコ・アンヌプリ。この伝統的な名を冠した温泉が、その名の通り北にニセコ・アンヌプリそして東に「蝦夷富士」羊蹄山の美しい山容を望みつつ湧き出る温泉です。「湯心亭」のお湯は、たっぷりの源泉に、差し水、塩素や循環装置を一切使用しない100%源泉かけ流しです。ニセコ南麗から湧き出る豊富な源泉は露天風呂へのゆるやかな傾斜の先に、とろりととろける豊かな純天然温泉のお湯の力を実感できます。この地は、「ニセコ」の名前で親しまれている観光地として、特に高原レジャーの拠点として知られ、夏場は登山、カヌー、熱気球など多種多様なレジャーが用意されている避暑地として人気があります。山野が純白のパウダースノーに覆われる冬になると、隣接する「ニセコ・アンヌプリ国際スキー場」を中心としたスキー客で大いに賑わいます。山裾が紅葉で彩られる秋も含め、一年を通して楽しさと美しさに満ちた華やかな温泉リゾートです。
春は躍動感みなぎる新緑がわきたち、夏は緑鮮やかな姿が真っ青な空に悠々と。赤や黄、色とりどりに染め上げられた木々に包まれ穏やかな秋を向かえ、冬には純白の衣をまとい凛然とたつ。4つの登山道があり、京極コースもその一つです。頂上を中心とする7000ヘクタールは国立公園区域に指定され、9合目付近の高山植物帯をはじめ、6合目付近からのダケカンパやハイマツの森、山腹の原生林と四季を彩る鮮やかな自然が息づいています。高山植物が開花する7月から8月上旬、様々な衣をまとう秋まで登山を楽しむことができます。
札幌からクルマで約2時間10分、積丹半島に程近い岩内岳の麓、円山高原に位置する高台にある温泉宿「グリーン・パークいわない」は、北海道ニセコ積丹小樽海岸国定公園で岩内岳山麓にある雄大な自然環境です。館内は段差の少ない人に優しい設計、建材に木を多用した造りの建物で、浴場は檜の浴槽がひとつ、椅子と桶は木造の純和風です。温泉は、内風呂、露天風呂ともに源泉掛け流しとなっております。男女露天風呂からは岩内湾や積丹半島を望めることができます。湯は淡い黄色がかった透明の含食塩重層泉で、湯上がりはさっぱりとさらさらで温まります。
積丹半島開拓の歴史は古く、明治から昭和初期にかけてニシン漁の大漁場として発達し、当時の番屋、トンネル、旧街道などが保存されています。積丹町の海岸はおよそ42kmあり、切り立った断崖や奇岩、シャコタンブルーといわれる「神威岬」の景観は絶景です。積丹半島はニセコ積丹小樽国定公園に含まれており、積丹の海は北海道で唯一、海中公園に指定されています。岬の湯は、日本海の雄大な眺めとたっぷりのお湯が自慢の温泉です。右に積丹岬、左には神威岬を一望できる絶好のロケーションは、露天風呂はもちろん、大きな窓の内風呂からも存分に楽しめます。特に空と海が茜色に照らされて行く夕暮れ時は、ここならではの感動ものの美しさが体と心のコリをきっとときほぐしてくれます。
小樽市街地の南西に位置し、朝里川沿いの山間に広がる朝里川温泉。開湯は昭和29年と比較的新しく、8軒の旅館とホテルが点在している。共同浴場は1軒あり、古い民家を思わせる外観が特徴。源泉は無色透明で刺激が少なく、肌に優しいと女性客にも評判。また朝里川温泉は小樽の奥座敷として親しまれてます。武蔵亭は、1997年開業のホテルです。ホテル規模にしては浴場が小さめですが、浴槽の種類や浴場設備はホテルにおける一般的な水準を保っていますので、不便することなく快適に利用できます。塩分濃度が高めの温泉なので、身体がとてもよく温まり、浴後はなかなか汗がひきません。
支笏洞爺国立公園は、日本を代表する支笏湖と洞爺湖の二大カルデラ湖をはじめ、樽前山、羊蹄山、有珠山に代表される火山や、域内に点在する温泉、硫気が吹き出す地獄現象など、火山活動によって作られた地形や現象が特徴的な国立公園です。 中でも定山渓エリアは、豊平川の渓流沿いに位置し、札幌から南に約26km車で約1時間程にある北海道を代表する温泉地です。エリア内には、無意根山や空沼岳、札幌岳など火山による山岳地形があり、山には高山植物が生育するなど豊かな自然があります。定山渓温泉は、北海道札幌市南区定山渓温泉地区にある温泉です。「札幌の奥座敷」とも呼ばれています。古く蝦夷(アイヌ)に知られ、江戸時代には通行した和人が入り、1866年に美泉定山が温泉宿を開いた。1918年に定山渓鉄道が通ったことで発展しました。